note さらにその後

5月の段階でフォロワー 604、ビュー 2625 だったものが、9月末でそれぞれ 933、9581 となっています。 伸びが低下したのは、参加していた note の互助会組織みたいなものを辞めたからです。 さらに、ここ 1ヶ月半新しい記事を書いていません。 それには理由があります。
プレビューの数と本当の価値の乖離
現在、ぼくの書いた記事で、一番多く見られているのは(読まれているかどうか定かでないため、こう言います)、ラーニング・AI画像#3 Stable Diffusion で複数キャラを独立させるで、1672ビューということになっています。 恐らく、Stable Diffusion というフリーの AI画像システムを使って画を描き、 1キャラならいい画が描けるのに、複数キャラにするととたんにうまくいかない現実にぶつかる人が多いのでしょう。
この記事は、それに解決の方向を与えてはいますが、本格的な解決は、Lora の使用や、 より新しいシステムへの移行を必要としています。 つまり、自分では今やこの記事が十分な価値を持つとは思えないわけです。 一方、苦労して書いた『投資のための国語術』や、家庭教師黒木一馬ただ今テキスト修行中#1 少し行きすぎたかもしれない前書きのビューは少なく、本当に読んでくれた人はほんのわずかのようです。


実際、自分は長年うまくいかなかった投資をこの方法で劇的に改善し、 老後の十分な資金をかせいだわけだし、 『家庭教師……』のほうは、この方法で生涯のパソコンによる書斎術を確立したのですが、 その価値が全く伝わらない。 その一方で、note のフォロワーをどうやって増やすか、 note からどうやって収益を上げるか、という記事は大いに皆の関心を集め、 非常に多くの人に読まれているらしい……ということで、馬鹿らしくなってきました。
昔、拙いながら Ruby や Python, Perl といったスクリプト言語のメーリングリスト (ユーザーの集まり)の管理人をやっていたことがあります。 毎日のようにプログラマや意識の高いユーザーさんたちの発言があって、新しい情報が飛び交い、 日本、いや世界へ向けて情報を発信しているという実感もありました。 文章による、そういった交流の世界はどこへいってしまったのか。 また、本当に有用な情報を読み取り、評価する読み手はどこへ消えたのか……。
これからのスタンス
中国に陶淵明という詩人がいました。 官吏登用試験で小役人にはなったもののとても満足できず、 田舎へ戻って酒を飲んで詩を作る生活に明け暮れ、五柳先生として世に知られました。 ぼくも、それにならい、もはや世間的な評価に心を惑わされることなく、 書きたいもの、書かねばならぬものを書き、淡々と発表することにしました。
このサイトは自ら作ったシステムで動き、X や Facebook、note といったシステムの 動向に左右されることなく、自分が好きなデザインで、自分が好きな機能を実装していけます。 現代におけるドンキホーテ、いや陶淵明流の文章発表の場としては最も適しているでしょう。
ということで、note も、Facebook も、X も、Instagram も、Youtube も、 その他全ての SNS は従として、これからこのサイトをメインに文章を発表していきたいと思います。
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