小説 家庭教師黒木一馬出版

2025/03/06
家庭教師を主人公とする短編小説集をアマゾン KDP で出しました。 電子書籍班とペーパーバック版とがあります。 私は学校、予備校、塾で教えるかたわら、長く家庭教師という仕事に携わってきました。 正直なところ、家庭教師はなかなか難しい仕事です。 なぜなら、ご家庭の側が家庭教師に求めるものと、 教師側がこうしたほうがいいと思うものとが、 金額や期間を含め、なかなか一致しにくいからです。 特に、国語や小論指導についてはその傾向にはなはだしいものがあります。
書くにいたった動機
最初家庭教師の簡単な紹介や、家庭教師との上手なつき合い方の本でも書こうかと思っていました。 家庭教師仲介サイトの美辞麗句やビジネスライクなサービス感覚に少々反発を感じたからです。 家庭教師の世界には人間のドラマがあります。 とすれば、小説を書けば、それが最もよく伝わるのではないか。 そう考え、今回、この本を短編集として出すことにした次第です。
含まれる作品
中には以下の 6編が含まれます。
- 国語ができない
- 算数チャンピオンシップ
- 小論が書けない少女
- 勉強ぎらいの少年
- 女番長
- エビの王子様
それぞれ、英才教育、小論、不登校、落ちこぼれ、中学・大学受験といったいろいろな側面から 家庭教師の果たす役割、限界などを描いてみました。
作者としての言葉
作品は、教育の内容部分は、教育者として教えてたことそのままですが、 人物や状況、事件はその都度脚色し、フィクショナライズしています。 あるいは若干ドラマチックになりすぎたきらいがあるかもしれません。 それでも、上っ面をなぞるような紹介書ではないため、 家庭教師とは何かということが、かえって深く伝わる本になっていれば幸いです。
入手先: 小説 家庭教師黒木一馬(Amazon)
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