🖌 日本語ラクガキ帳その1
2024/12/28
先日ネットでエレコム 海外 変換プラグ A/BF/O/Cタイプ T-HPAM-15A2CBK という製品を買った。 海外で日本の家電を使うためだが、取扱説明書をはじめとする記述がきわめてわかりにくく、 買ってはみたものの、使えないのではないかと感じた時もあった。
選んだのは、「世界の主要国で利用できる4タイプ対応です」とあり、コンパクトなサイズである上、 「日本のACプラグを海外の形状に変換できる、USBポート搭載マルチ変換アダプター」という理由。 安心できる日本製であることもあった。
ところが、現物が届くと【本製品で電圧を変えることはできません】という注意書きがドーンと目につく。 海外は110Vから240Vなので、日本の100V製品をそのままもっていくと確実にアウト。 「しまった! 変圧器が別途必要だったのか」と思った。 動揺しながらネットで検索すると、 最近の日本の電気製品はたいてい240Vまでの電圧に対応するようにできているとある。 特に問題のノートPCは確実にだいじょうぶ。 ホッとすると同時に、どうしてそういう事情を注意書きに書き添えておかないのか不審に感じた
でもまあ、実際に使えるかテストしたいと思い、家電ショップで C タイプのプラグを日本のコンセントにさせる変換器(約400円)を買ってきて、 T-HPAM-15A2CBK とつなごうとするが、差すと T-HPAM-15A2CBK 側の端子が すぐに引っ込んでしまう。 この時点で、今度は「欠陥品ではないか」と思う。 しかし、やれるだけのことはやろうと、いろいろいじるうちボタンをパチンと音がするまで 上にひっぱり上げると固定されるのに気づく(所要時間10分)。 説明書には、このボタンの上げ下げは書かれていない……一番ポイントになると思うのだが。 ただ、これで USB に給電できることはすぐに確認できたのでよしとする。
さて、ACプラグ自身を差せないと片手落ちなので差そうと思うのだが、 2本の穴の中には黒いプラスチックの壁があり、ちっとも差せない。 あまり強く押すと壊れると思い、説明書や写真を何度も見るが、 ACプラグを差した写真が少しも見つからない。 しかし、「ACプラグが使える」ということはほぼ間違いなさそうだ(再び所要時間20分)。 覚悟をきめてエイヤッと押した結果、無事中まで刺さり、ノートPCに給電できた(写真)。 最初の1回がきついらしく、何度かやるうち、少しは差しやすくなる。
現在、この製品はありがたく使わせてもらっているものの、 技術者やメーカーさんには、初めて使う人にもっとわかりやすい取扱説明書を書いてほしい。
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