あるテキスト主義者の手記

あるテキスト主義者の手記
2024/12/15

 昔から読書・創作とパソコン・プログラムというものに引き裂かれてきた私ですが、 『あるテキスト主義者の手記』は 最後にこの2つがうまく結びついて、結果が出るに至った経緯を書いたものです。 大きくわけると少年時代、高校時代、大学時代、教師時代、パソコンサポート時代、 投資時代の6つになります。 分量が大きいのは教師時代、パソコンサポート時代、大学時代、高校時代の順です。


2つのテキスト論はいずれも間違い

 世の中には2つのテキスト論が併存しています。 1つは読書を単なる趣味の1つとし、ある意味で読書家を読書中毒者とみなし、 様々なオタク的存在の1つとしている立場です。 もう1つは読書家を庶民から遠い存在とし、学者あるいはスペシャリストとしてあがめる立場です。 しかし、いずれにせよ、そこには世間知らずの専門バカ的偏見があるのは確かです。 確かに「論語読みの論語知らず」レベルの読書では偏見もしかたないかもしれません。

 しかし、本当のところ読書は世間と隔絶した書斎の遊戯なのでしょうか? 本当の意味の読書は決してそんなことはないと考えます。 いや、読書こそ人生あるいは世界を深く考え、理解するための唯一の手段だと思います。 そして、実際に事業や生活に反映されれば、優れた結果を出さないではいないはずだと思うのです。 本書はそうした考えをもつ1人の人間が生涯を通じてそれを実証した一つの手記となっています。

※ペーパーバックでのみ出版。

入手先: あるテキスト主義者の手記(Amazon)

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『あるテキスト主義者の手記』はテキストの読みが深まるとどうなるかという自伝的テキスト論です...