🌛 WindowsなしのPC

2021/7/04

🌛 WindowsなしのPC  Windows10 で打ちどめといっていた Microsoft が Windows11 のアナウンスをし、【PC 正常性チェックツール】なるものを出しました。 チェックしてみると、うちの環境(Ubuntu 20.04上の VMWare という仮想マシンに Windows10を入れたもの)は NG と出ました。 いろいろ項目がありましたが、どうやら引っかかったのは、VMWare で「セキュアブート」が有効になっていないためだと思われます。 これを有効にするには、VMWareの再インストールから始まる、相当面倒なプロセスを踏む必要があることもわかりました。


 考えてみるに、私はもう事実上リタイアした身で、ビジネス用 Microsoft Office を使う必要がありません。 必要なのは、スキャナを使ったりするとき Ubuntu より Windows の方がいいとか、Ubuntu に対応していないアプリ(例えば Kindle)を使う時のためとかいった、まれな、あるいは予防的な目的に限られます。 「それなら、もう Windows なしの生活を始めてみようか」と思った次第です。

 最近結構細かいところまで、新しい HTML5 + CSS3 + Javascript をお勉強してみた結果、ちゃんとやりさえすれば、ブラウザと Web サービスで十分高度なアプリが構築できるはずだと確信しました。 したがって、Google Docs が Microsoft Office にきわめて近い互換性をもつ Web ソリューションを提供しているからといって、全く驚くにはあたりません。 JQuery だとか Android、Youtube、Google Map といったネット系で蓄積してきたノウハウは、もはや Windows の OS 全体を凌駕するレベルに達していると思われます。

 話がだいぶ大きくなりました。 私がやりたいのは、次のようなことです。

それ以外は、今のご時勢では、ありがたいことにオンラインのサービス等を使えば十分やっていけます。 基本的に私に必要なのはプログラミングと、テキスト環境だけですから。

 Google Docs で、私がいつも使っていた Excel ファイルを開いてみたところ、ページの印刷範囲が A4 縦になっていなかったので直し、印刷する範囲がちょうど適切になるように倍率を自動化すると、他には直す点もなく、下のように表示され、あっけなく調整は終りました。 マクロを使う必要があるので、【マクロを記録】を実行してみると、保存した数行は、VBAより直感的でわかりやすく、修正も容易そうなものでした。 まず問題なく使えそうです。

Google Docs

 プリンタは、正直なところスキャナをほぼ使わないので、プリンタだけなら、brother のメーカー専用ドライバページから、xxxxx.deb というドライバをダンロードしてセットすると一度はテスト印刷が成功します。 が、しかし、Ubuntu の前のバージョンではこれで問題なかったのですが、20.04 になると、PC を再起動すると☓、その後、ドライバを再インストールしても☓、VMware 上の Windows からは○という状況です。 で、仕方なく、腹をきめて取り組むこととし、USB接続をあきらめ、有線LAN接続にし、次のようにして何とか使えるようになりました。 原因は、恐らく、brother の USB ドライバのセッティングに何らかの問題があり、Ubuntu 20.04 ではそれが露見するのだと思われます。 ちなみに、有線LAN経由だと全く問題がありません。

  1. メーカーのドライバダウンロードページから「Linux 簡易インストーラー」を選んでダウンロードし、指示に従う。
  2. プリンタ側で、有線LANアドレスを、IPアドレス固定とし、192.168.1.23/255.255.255.0、ゲートウェイ 192.168.1.1、ネームサーバ 8.8.8.8 のようにして設定し、有線LANを「有効」にしておく。
  3. つづいて、先刻ダウンロードしたインストーラの bash スクリプトを実行し、URIを書く段階で、192.168.1.23 を書いて、あとはほぼ Enter を押していく。
  4. http://localhost:631/ の CUPS コントロールパネルでプリンタの状況を確認し、テスト印刷をやって完了。

 最後に、Kindle ですが、私は Kindle oasis というリーダーでアマゾンの電子書籍を読み、Windows 上の Kindle on PC から Calibre 経由でテキスト化したものを引用等個人用に使っていました。 Windows でやっていた作業を Ubuntu にもってくるのに、Wine で Kindle を動かしたりとかいろいろやってみましたが、うまくいきません(バージョンとか、ネットワークがつながらないとか時間がムダなのでやらない方がいいです)。 わかったのは Kindle for PC はいらないということでした。 .azw3 ファイルは Amazon サイトの【ダウンロードしてUSB経由で転送】機能で入手できます。 Calibre 5 を入れ、そこに deDRM プラグインをセットし、Kindle oasis のシリアル番号をセットすると、ダウンロードした azw3 ファイルを無事表示してくれ、それをテキストファイル化してくれます。 詳細は下の参考サイトなどから確認できます。

 どうやら、これで当面 Windows を起動しない生活ができそうです。 全てを終え、VMWare の Windows が 500GB の SSD にしめている割合を 100GB から 35GB くらいにまで圧縮しました。 このまま全く起動することがなく推移すれば、エイヤッ!と削除することになり、その時は真の意味で Windows なし、となります。 なぜWindowsなしかですって? Windowsは進化が止まり、自由でなく、スクリプトの世界から無縁、たぶんそのためワクワク感も感じられない、つまり私にとって興味が感じられないOSになってしまったからです。

付記: もうしばらくVPN(L2TP/IPSec)を仕事上使いますが、これも Windows のエクスプローラで取引先のファイルを確認するのでなく、Ubuntu のノーチラスでやるよう変更しました。 ただ、あと半年もすれば、このVPN環境ともおさらばです。

参考1: Calibre の Linux への導入

参考2: Kindle端末から直接解除☆、の部分

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  コメントの注意点
🧐
アンダーヒル
2021/7/6
Windowsにずいぶん手きびしいですね。
昔、ビル・ゲイツがMS-DOSからWindowsに向かった頃は夢があって楽しかったんですが、最近はさっぱりの割にお金だけ取るんだから、皆Google側か、お金持ちならApple側へ去っていきますよ。
🐼
峰山進
2021/7/6