作者: U.Nakamura
日時: 2009/4/01(10:49)
こんにちは、なかむら(う)です。

In message "[TSruby:280] Re: Ruby 1.9.1 の歩き方"
    on Mar.28,2009 18:50:46, <kazuf@...> wrote:
> > ・.so は、本来のライブラリへのインターフェースのためのものなので、これがあっても openssl そのものの
> >   dllがなければなりません。
> 
>  コメントありがとうございます。
> 
> .so拡張子ファイルはLinuxなどの共有ライブラリですよね。僕はよく調べずにこ
> れまでWindowsのDLLに相当するものなのかなと思っていたのです。

.soという拡張子はUNIXの共有ライブラリの拡張子を流用しているわ
けですが、Windowsにおいてはrubyの拡張ライブラリは.soという拡
張子ではありますが単なるDLLです。
だから、その理解自体は(たぶん)間違ってはいません。

で、拡張ライブラリにもいろいろありますが、opensslの拡張ライブ
ラリの場合、これはopenssl自体へのラッパーライブラリですので、
opensslそのものがインストールされていないと当然動作しません。
これは別にWindows云々という話ではなくて、どんなプラットフォー
ムでも同じことです。
同様の話が、問題の配布物の場合は、curses拡張ライブラリ、gdbm
拡張ライブラリ、iconv拡張ライブラリ、readline拡張ライブラリ、
tk拡張ライブラリ、zlib拡張ライブラリなどにも当てはまります。
# と、いう話が、配布サイトの「インストール」のページに書いて
# あるはずです。


> ということは、Ruby-mswin32の配布だけではWindowsでは動かないということですか・・・

該当の拡張ライブラリ以外は動きますけどね。


それでは。
-- 
U.Nakamura <usa@...>
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