作者: たむらけんいち
日時: 2003/2/2(00:11)
たむらです。

On Sat, 1 Feb 2003 22:10:11 +0900
"機械伯爵" <kikwai@...> wrote:

> ※余談ですが、件のLispの権威の方がRubyを知ったら、
>   間違いなくPythonの進化形として認めたんじゃないか
>   なぁ・・・まつもとさん、Lisp好きだとか書いてたし、
>   RubyにはLispっぽい文法、沢山あるし・・・

まつもとさんが、LISP好きなのも Pythonを研究してるのも
事実だと思うけど、「Pythonの進化系」って表現は
何だかなぁって感じです。

どうも機械さんの個人的意見が Python陣営とか Pythoner 
の全体的意向みたいに書かれてるように読めるけど。
# 〜信者なんてのは、うさんくさくて嫌い。
# もちろん 2chで見られる Ruby信者も嫌い。
# 他人のためになんて死めるかよ。人のためのプログラミング言語だろ
 
> Pythonは簡潔さ、すなわち力は求めていません。

なぜか紹介されてなかったので書いておきます
 簡潔さは力なり---Succinctness is Power---
 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/power-j.html

> Pythonのゴールは正規性(regularity)と可読性(readability)であって、簡潔さではない。
> 表面上の意味だけを取れば、プログラミング言語に関してこんな風に言うのはずいぶん
> ばかげたことのように思える。少なくとも私の理解するところでは、簡潔さ=力、である。
> そうだとしたら、置換によって次の文が得られる。
> Pythonのゴールは正規性(regularity)と可読性(readability)であって、力ではない。
> 
> そうだとしたら、これはあまり良い取り引きではなさそうだ。だってこれじゃまるで、
> Pythonのゴールはプログラミング言語として有効ではなくなることだと言っているような
> ものだからだ。

shiro さんの文章、相変わらずカッコイイ。(翻訳だけどね)
# なんて、煽ってみたりして。


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たむら (http://tamura.tdiary.net)