作者: ねこ丸
日時: 2004/10/22(12:15)
  ねこ丸です。

  長くなってしまいました<(..)>

tadashi nagao さん writes:

> > Wiki に抵抗を感じるようだ。ではどうしたらよいだろう?という話なんですから。
> 
> 導入の仕方だけなんじゃないでしょうか、

  例えば nagao さんのオススメした Wikiばなの話、あれはすでに実践済みなん
です。そして運用開始からもう2年経つ。なのに今ひとつ浸透しきらない。悔し
いなぁ、と思うわけです。
  また以前、Zazel さんから Wiki の導入は難しいから掲示板にしたという話が
出ていました。これは現実解として優れていると思いますが、逆にその難しさを
克服することができれば Wiki でも構わないんじゃないかと、私は思うんです。
だからそういう工夫を模索したいな、ということです。もちろん導入方法での工
夫も歓迎です。
  ただ、くり返しますがご紹介いただいたものはすでに実践済みで、一部ではう
まく機能しています。それについては満足していますが、そこから先、もう少し
広めるにはどうしたらいいだろうか?ということなんです。

# 便利な道具が自然と浸透していく組織があることは承知しています。私もかつて
# はそういうところにいました。でも今はそうじゃないから考える必要があるのか
# なと思っています。

  例えば現在 Wiki を積極的に使っているのは技術に明るい人間です。またかつ
て在籍して使っていた人は掲示板などの活用に抵抗のない人でした。今のところ
本人のバックグラウンドに完全に依存しちゃってるわけです。言ってみれば壁が
出来ている状態。この状態からなんとか抜け出したい、というのが狙いです。

# もちろん Wiki でなければならない、ということはないと思いますが、現時点で
# 情報の再利用や編集の容易さ、導入の容易さを考えたときにこれ以上の道具が思
# いつかないからこれで工夫しよう、ということです。


> 人をどうやる気にさせるかの問題ではないでしょうか? wiki に限定した部分よりは
> 大きい要素があるので、話題を、wiki にしぼって議論しても、あまり価値ある情報
> は生成されないと思います。
> 
> やれといってやらせる時代は終わっているでしょう。

  そういう話じゃないと思うからやっているんですよね(^^;  逆に Wiki に限定
しないと議論にはならないと思うんですが。その場その場で状況は違うのですか
ら、同じ土俵に立つことは誰にもできないですよね。「そこはあんたんとこの組
織やあんた自身の問題やろ」と言ってしまったら、話にも何もならないと思いま
す。だから道具に限定して話をしようと思っているんです。やれと言ってやらせ
ることはできないと感じているからこそ、「工夫」が必要だと思っているのです。
  ただそれだけじゃダメだろという指摘も納得できます。そういう方向で発展す
るように話を繋いでいただければ助かります。


  解答を焦っているわけではありません。思いつく疑問、思いつく工夫をこうし
て ML でゆっくりでも交換していけばそこからまた新たな発見があるかもしれな
い、と思っています。一気にどーんと問題が解決するなんてことは期待していま
せん。ここなら、そういうペースで ML を活用できるだろうという期待のもとメ
ールを投げているのですが、もし「これはこっちでやった方がいいんじゃない?」
という場所をご存知でしたら、ご紹介いただければ幸いです。

  疲れる長文を投げてしまい、申し訳ありません。

--
    ねこ丸