作者: 閑舎
日時: 2002/4/07(10:58)
●付録(画像の必要な場合)

  文書に画像を組み込もうという方は、GhostScript が必要です(文字だけなら不要)。
    http://www.cs.wisc.edu/~ghost/doc/AFPL/get704.htm
  から gs704w32.exe, gsv42w32.exe を手に入れてください。
  また WEB2C73 にある gs704-j-wapi.zip も必要です。

  1. gs704w32.exe を実行し、質問に答えてインストールします。

  2. その後、Ghostscript をインストールしたディレクトリ(C:\gs など)
    をカレントディレクトリとして gs704-j-wapi.zip を展開します。
      unzip -o gs704-j-wapi.zip

  3. 環境変数 PATH, TMP, TEMP をセットします。
      set PATH=C:\gs\gs7.04\bin;C:\gs\gs7.04\lib;C:\gs\gsview;%PATH%
      set TMP=c:/temp
      set TEMP=c:/temp

  4. C:\gs でないディレクトリにインストールした場合には
      set GS_LIB=d:\gs\gs7.04\lib;d:\gs\gs7.04\kanji;d:\gs\fonts
    のように環境変数を定義します。

  5. gsv42w32.exe を入れると、ps ファイルを画面でプレビューできるようになります。
    c:\gs, gsview と指定してインストールします。

  6. gsview を起動し、help を確認して registration の意味を理解したら [OK] を押します。
    [Options]-[Easy Configure] で 7.04 を選択します。
    ここで [File]-[Open] で C:\gs\gs7.04\examples\tiger.ps を開くと虎の絵が出るはずです。
    C:\gs\gs7.04\kanji\article9.ps も表示されれば日本語の縦書きも Ok となります。

 インストールに当たっては

  http://www.matsusaka-u.ac.jp/~okumura/texfaq/install-win32.html

の記述が参考になるでしょう。


●Linux 環境について(付録)

  たむらさんから情報がありました。以下の URL が参考になると思います。

  Install GNU GhostScript 6.53 and dvipdfm(Vine)
  http://isweb22.infoseek.co.jp/computer/pop-club/tex/gs_dvipdfm.html

  RPM バイナリ
  http://www.nn.iij4u.or.jp/~tutimura/tex/dvipdfm.html

  ただ PC UNIX に元からインストールされている TeX のパッケージに
  dvipdfm を追加する、というインストールのしかたでは通常動作しません。
  まず TrueType フォーマットに対応した kpathsea バージョン 3.2 以上が必要で、
  フォントの問題、マップの問題、Ghostscript のバージョンの問題なども、
  少しずつ解決していく必要があると思います。
  これらについては、今、私のところに、簡単に追試できる環境がまだないので、
  すみませんが、各自試みてください。アドバイス程度はできます。

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本田博通(閑舎)
Hiromichi Honda <raku@...>