作者: Koichi Yamamoto
日時: 2002/7/21(01:07)
こんにちは、山本です。

"Koichi Yamamoto <yamako@...>"さんは書きました:
> Tcl/Tk日本語チーム(仮称)でTcl/Tk8.4の日本語マニュアルを
> 翻訳していますけど、「boolean」という単語の日本語訳を
> どうしようか議論しています。

うーん、皆さん「論理値」と訳しますか...
実は「真偽値」と訳したのは私なのですが(^^;、
私はやっぱり「真偽値」と訳す方に一票入れます。
私が所有している言語解説書や近頃出版されている書籍では
いずれも「真偽値」と記載されていることが多いですし、
「真偽値」の方が安直に意味が解りやすい、というのが理由です。

もっとも「論理演算子」を「真偽演算子」とは訳すことは
無いでしょう。これらの本も「真偽値」と「論理演算子」を
併記しています。

"藤岡和夫 <kazuf@...>"さんは書きました:
>  元々、ブール代数(Boolean algebra)の二値論理からきているので、論理値と
> 呼ぶのがポピュラーなのだと思います。論理値に一票。
> 
>  まあ、ブール値と呼べば語源を調べようという気になるかもしれないですけど。

Booleanの語源って19世紀のイギリスの数学者Boole Georgeの名前から
来ているようですね。そうなると「ブール値」と訳す方が筋が通っているようにも
感じますが、それよりは意図の把握しやすい日本語で翻訳したいと思っています。

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Koichi Yamamoto, 
http://www3.ocn.ne.jp/~yamako/