機械です。
> 処理系によってやり方は変わりそうな気がしますが…。文字列処理に強いも
> のであれば自分なら文字列処理から入りますね。まぁ、「それが僕には面白かっ
> たから」でもあるんですが、とりあえず「醍醐味」の一端から入ると思います。
確かに「教科書的」という言葉が「基礎ばきっちりおさえてるがツマランもの」
という意味で使われているとおり、教科書的なモノを書かないのであれば、
醍醐味から入るのも一手ですよね。
Tcl/Tkなら絶対GUIだし……
> JavaScript ならやはりグリグリと DOM をいじって…とかかな。Firebug を入
> れて、DOM をいじって Google の検索ボタンを disabled にするとそれなりに
> 受けます(笑)
> できれば最初に見せる「醍醐味」の中にいろんな要素が入ってしまうのがよ
> いのではないかと。例えば Google で検索できなくするには
>
> var inputs = document.getElementsByTagName( 'input' );
> var len = inputs.length;
> for ( var i = 0; i < len; i++ ) {
> inputs[i].disabled = 'disabled';
> }
>
> で事足りるのですが、これだけでオブジェクトの生成と代入、インクリメン
> トおよび比較演算子、コレクション、ループが入ってます。
いや、醍醐味は良いのですが、それを「プログラム入門者」に見せたら引く
のでわ?(大汗)
入門者にJavaScriptなら、最初はwindow.open程度で、結構楽しんでもらえると
思いますよ。
※WSHを使うなら、MsgBoxの「Hello Word」がウケます。
> ところでこれって最後まで言ったら一通り網羅する形なんですか?
そうですね……それも考えるべきところなんですが、最初から連続で区切り
がつくところ、というイメージです(本で一冊分の区切り)
スピードと時間の問題で、あくまで入門者が息が切れない程度のゴール、
(それでいて、そこそこ満足する)を設定しなきゃならないでしょうね。
私の場合は10週でGUIまで突っ走りましたが、正直、アレは早いかな、と
思います。
> 網羅しなくていいならそれぞれの要素がうまく入りそうなサンプルをもう少
> し追加して行って、あとはリファレンスで頑張れ、じゃダメなんでしょうか?
> (^^; 教科書作るっていうんなら、順番も大事だけど対象とか目標レベルとか、
> 条件がないと考えにくいような気がしますし、練習問題の設計がかなり重要な
> 気もします。
リファレンスが読めるセンスができれば、もう入門者は卒業、でいいと思います。
恥ずかしい話ですが、私がポケコンでBASICをつついて3年くらいは、配列が
どうしてもわからなくて使えなかった覚えがあります。
※不思議なことに、PascalやCやアセンブラやってポインタやってから、配列は
使えるようになりました。
もちろん到達に個人差はあるでしょうが、少なくともプログラミングをしたい
意欲がある人が、途中で放り出されたという感じを抱かない程度にまで、で、且つ、
延々と演習させられて飽きない程度に、っていう目標設定が難しいですね。
あと「練習問題」って書くといかにも「教科書」なんで、「演習」とか書きたい
ですね(私はプログラミング言語の教科書の練習問題って、ほとんどやらないけど
……)
/機械伯爵/