作者: ねこ丸
日時: 2006/9/25(15:20)
  ねこ丸です。

機械伯爵 writes:

>  偶然ですが、私の学生時代の専門は、生物の形態/分類学だったり
> します(笑)

  偶然じゃないですよ。分かってて書いてるんです(^^;


>  気のせいです(少なくとも私的には)
>  たとえば、Rubyは文句なしにPerlに似てます。
>  ……あの、文句あ、あるんでしょうか?(汗)

  いえ。「有名」ってどこで線引きしてるのかなーと思ったもので。
  十分に歴史があって教科書にも載ってるような有名な言語はたいがいコンパ
イラ言語だよな、と思ったまでです。


> >   目的が何なのかが分からないのですが、説明が楽という意味での似ていると
> > いう話は、その事実を伝える対象となる相手がどの言語を知っているかによっ
> > て有効か否かが決まると思うんですよ。
> 
>  書店に行って本棚を見て、(C++/Java)の本を開き「ああ、こんな
> 言語か」と納得する。
> 
>  多分、Pythonの本は無いでしょうから(泣)

  ここがまったく腑に落ちないんですよね。C++ or Java の知識のない人が
C++ or Java の本を開いたって、他のもの(例えば知っているとして C)に似
ているかな、と感じることはあってもそこから Python がこんな言語なのかと
想像することはできないと思うんですよ。それにね。仮に、仮にね、自分の後
輩がそんなこと言ってたらばか野郎と怒りますよ。それなら Python のリファ
レンス落としてこいと。英語でもちゃんとそれ眺めて書いて動かしてから言え
と。(幸い Python は日本語のリソースも充実してますけど。)知らない言語
を知らない言語から想像してどうすると。

  逆に C++ or Java を知っている人は本開かなくたって Python のリファレン
スやコードを見ればそこから自分用に diff を生成しながら理解できると思い
ます。でもそれもやっぱり似ていなくたって diff の生成はできるんです。こ
こもここも似ていない、と確認しながら学習していくことが可能です。むしろ
そこはあまり先に似ているとか似ていないとかの先入観は与えない方がいいん
じゃないかとも思います。もっとおおざっぱなくくりの方が、例えばみんなま
とめて C 系、くらいのおおざっぱさで、最初の抵抗感を小さくするくらいでい
いんじゃないかと。ヘタにいちばん似ているとか言われるとそこに固執しそう
で怖いんですけどね。

  乱暴ですが、いちばん似ていても知らなきゃ意味ないんで、説明のしやすさ
が目的ならいちばん似ているかどうかは問題じゃないと僕は思っちゃうわけで
すよ。お互いに知っていればラッキー、という話じゃないかと。


  で、そういう目的を離れて言語の特徴を一つ一つ拾い上げてその集合として
これがいちばん似ている、というひとまずの結論を出したいということであれ
ば、それは意味あると思いますよ。それにおつきあいするには僕の知識が足り
ませんけどね。

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    ねこ丸