作者: 機械伯爵
日時: 2002/4/3(15:58)
 ども、機械です。

 タイトルは某有名人の著書(正しくは共著書)ですが、それとこの発言は、例に
よって何の関係もありません。

※タイトルで遊ぶの好きなので・・・

 というわけで、awkについては、講師様に任せるとして、ゲームのことについて。

 コンピュータゲームを作りたい、という人は意外と多いのですが、どうやったら
いいのか(本とかを読んでも)ピンとこない人に一言。

 まずは、ゲームがどのように動いているのか、考えてみてください。

 そのためには、まず一つ以上のプログラミング言語を覚えて、ゲームの動作を
「こんな風かな?」と置き換えられるようになる必要があります。

 ゲームを理解するには、まず3つの部分に分けてください。

 ひとつ目は、「画面処理」です。

 実際にゲームがどのように表示されるかについて、理解してください。

※ここらへん、VRAM(画面のことだと思ってください)をいじることのできる
 アセンブラの勉強をするといいのですが、最近ではセキュリティーの関係で
 アプリケーションから直接VRAMをいじれなくなったので、おすすめなのが
 HSPの拡張機能です(VRAM、間接的にですが、いじれます)

 ふたつ目は、「入力処理」です。

 キーボード(やジョイスティック?)などからの信号を、ゲームがいかに
受け取るか、という部分は、ゲームを左右する大きな要素になります。

 最後が「内部処理」と言われるもので、実際にどのような計算をしているか、
また、入力信号をゲームプログラムがどのように受け取って、それを処理し
画面に出力しているか、という流れを考える必要があります。

 ゲームの全体像がなんとなくつかめてきたら、プロトタイプとして、簡単な
ゲームを作ってみることをおすすめします。

 それをいろいろ改良しながらいろんな実験をし、その間に本当に作りたいゲーム
のデザインをゆっくりと練っていくとよいと思います。

 その頃には、自分に必要なものが何か、だんだん明確に見えてくると思います。

 それでは、楽しいゲームをつくってみてください☆

   機械伯爵

※ゲーム解析の分解方法は・・・気づいた方もいると思うけどSmalltalkでおな
 じみのMVCです。