作者: Yukihiro Matsumoto
日時: 2003/2/03(00:39)
まつもと ゆきひろです

Pythonは「教育用言語」ではないという点とは別に。

In message "[TSpython:301] でも、ある辺の長さに制限がある場合・・・"
    on 03/02/03, "機械伯爵" <kikwai@...> writes:

|※学生にプログラムを教えるのに、Lispをあきらめて
|  Pythonにきりかえたというのはそこらへんでしょう。

いや、それはLispは「見た目がかっこ悪い」せいではないかと思い
ますです。あと、Lispの伝統(lambdaやmacroを多用する)が辛いと
思うときもあるので、そのせいかも。

| 「何にでも使える」という言語が無いのは当たり前と
|しても、カヴァー範囲が広がれば広がるほどそれぞれの
|用途での有用性は下がってくるはずです。

「はずです」というのは根拠のある推測ですか?

個人的な印象では、プログラミングというのは比較的用途によらず
必要とされる文法は大差なくて、異なるのは要求される機能ではな
いかと考えています。ということは、実はある一定の水準を満たす
言語であれば、カバー範囲というのはライブラリの存在で決まるの
ではないかと。

専用の文法を必要とする適用分野なんてそんなにたくさんないもの
です。思いつくのは正規表現くらいかな。これだって文法なくても
Pythonのように対処できますし。

                                まつもと ゆきひろ /:|)