作者: ねこ丸
日時: 2007/9/27(16:01)
  ねこ丸です。

機械伯爵 さんは書きました:
>  イメージというより、そもそも各々入門の姿が違ったんだな、
> とか思ったりしまして……

  まぁ自分でも「授業」と「教材」で分けてますし、そもそも最初から「その
本だけ」で「まったくプログラミングそのものが初めての人」を「相手にしき
る」気はないのです。
  相手にしきる気があるのであれば変数とはなんぞやオブジェクトとはなんぞ
やという話が出てこなけりゃウソだと思いますし、正規表現なんか無視して単
純に一致、不一致を確認する程度に留めると思います。便利なものがあるよ、
くらいには触れるかもしれませんが。


>  最初はやっぱ、一行で、しかもインパクトが強いモノがいいんじゃない
> かと思います。

  あー自分はたかだか1行でできることでインパクトを追求してもしょうがない
と思ってますね。自分にとってはそういうのは「覚えるだけ」なんですよ。記
法や関数を覚えればできる。そうじゃなくて、「組み合わせて」再現できるも
のの方が嬉しいんです。

# 細かいことを言えば1行の長さにもよりますが関数だけでも組み合わせは可能
# なんですけど、まったく異なる要素を組み合わせることの方に重きを置いて
# います。

  ただ上に書いた通り、これはその本だけですべてを面倒見る気がないから言
えることでもあって、全部面倒見る気があるなら逆にインパクトの追求はしな
いと思います。


>>   後になって「あぁ!そういうことだったのか!」と思うのが好きなだけかも
>> しれません。今までやってきたことが組み合わさって、最初にインパクトを与
>> えられたマジックが氷解する感じが好きというか。なにそれ!かっこいい!
>> と思いたいし、思わせたいんでしょうねぇ。
> 
>  さてそれが、何年後、でも喜べるでしょうか?
>  私なら謎は、一週間でしびれが切れるなぁ……多分。

  保ちますよ、いつまででも。あくまで自分はですけど。

  ただ、途中でいやになってもオーケーという前提があります。自分は Perl
も Ruby も途中で放り出してます。何かの拍子に帰ってきて、「あぁ!なるほ
ど!」と思います。

  るびまに登場するような有名人はみんな Ruby の習得には苦労がなかったと
言ってますけど、ぼかぁ苦労しましたねぇ…。

 
> ※実際、後に古い本を読んで、こんな簡単なことすら理解できんかったのか、と
>  悔しく……いや、情けなく思った覚えがあります。

  なりますね。なりますよ。
  なりますけど、たどりついた喜びの方が大きいです。

  ただこの話はどこまで行っても人それぞれですから、気にする必要はまった
くないと思います。

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    ねこ丸