作者: Bruce.
日時: 2006/9/25(12:16)
Bruce.です。

ねこ丸 writes:

>   素朴な疑問なのですが、何かに似ていなければいけないのでしょうか?  

何かに似ているということそれ自体が何らかの価値をもつことは、他言語からの
入門者に対するハードル(敷居ぢゃないぞ)を一定レベル下げることくらいにしか
ないのではないかと、わたしは考えています。

むしろ、「何者にも似ていない」ということがウリにできそうな気がします。
まあ得てして独自の世界を築いて参入障壁が高くなったりするようですが
(Forthとか)。

ということで、「似ている」ことに価値を見出しているらしい機械さんに
その辺を詳しく訊きたかったと。それ以前に「正直どこを捕まえると
似ていると云えるのかよくわかりゃん」というのがあったのですが。

>   言語の特徴を精緻に比べて何かが何かに一番似ている、というのは僕は生物
> の分類に興味がないのと同じく、興味がありません(笑)  生物と違って言語の
> 比較分類が難しい一つの理由は、目に見える特徴が同じでもその背景思想が同
> じとは限らない点ですね。背景と見た目の両方を抑えるためには文化人類学な
> どの観点が必要かも。

生物にも並行進化(でいいんだっけ)という概念があったりしますが。あと
プログラミング言語の系統樹を作ろうとすると、「樹」じゃなくて「網」に
なってしまうような。しかも枝を平気で二、三本すっとばすというのも
ありそうだし。


いじょ。