作者: tadashi nagao
日時: 2004/10/22(13:12)
長尾です。


>   例えば nagao さんのオススメした Wikiばなの話、あれはすでに実践済みなん
> です。そして運用開始からもう2年経つ。なのに今ひとつ浸透しきらない。悔し
> いなぁ、と思うわけです。

状況不明なんで、なんともいえません。組織にその組織の存在のあり方が
ありますから、組織内コミュニケーションするのが単純によいともいえません。

対外的にコミュンケーションとることのほうが重要なはずなんで、社内の
コミュニケーションなどぜんぜんなくても動くならそちらのほうがいいと思います。

>   ただ、くり返しますがご紹介いただいたものはすでに実践済みで、一部ではう
> まく機能しています。それについては満足していますが、そこから先、もう少し
> 広めるにはどうしたらいいだろうか?ということなんです。

広めるには、時の運とか状況とかあります。それをみないと普及しません。
うまくいっていないのは、現状の状況分析ができていないのだと思います。
青い鳥はいないというのが私のやってきた経験ではあります。
小学生でも知っている話ではありますけど、

>   ただそれだけじゃダメだろという指摘も納得できます。そういう方向で発展す
> るように話を繋いでいただければ助かります。

現状で、社内で情報共有するニーズはあるのでしょうか? そこがないと実のある
議論はできないです。

一般的に、企業はルーチン化されて、判断をしないですむのがメリットです。
高度の知的判断がすべての組織構成員に、しばしば発生するようでは、
コスト的にあわないです。

[TSfree:875] Re: Wikiの有用性を説けるか?
># この現場の特殊性なら諦めるしかないのですが

の発言にあるように、特殊性というの、抽象的なレベルでもいいのですが、
説明していただければ、よいのですが。