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処理自動化 の変更点

[[2chradio]]

処理を自動化することはコンピュータの存在理由の一つである。昔の大型コンピュータはそれが目的でバッチ処理と言い習わした。一定の手続のために必要な処理を手順に沿って記述したものをDOS/Windowsでもバッチ(ファイルの拡張子はbat)と呼んでいる。

DOS/Windowsのバッチは本家のUnixではシェルスクリプトと呼ばれ、シェルによって多少記法が異なる。これがさらに進化し、高度なプログラミングを可能にしたのが、Larry Wallの[[Perl]]である。Perlに続いて、[[Python]]やTcl/Tk、[[Ruby]]などが登場してきたが、[[スクリプティング言語]]と呼ばれるようになった。

スクリプティング言語はテキストファイルに記述し、コンピュータ上で各言語のインタープリタに読み込んで解釈され実行される。Pythonは一度インタープリタでスクリプトを実行するとコンピュータに読み込みやすい形式にした拡張子pycのファイルを保持する。現在開発されているPerl 6は同様な方向性を目指しており、Cのようなコンパイラ型言語に近づいている。それは単なる処理自動化のための言語というよりは究極の[[プログラミング言語]]を目指し始めている。