作者: WATANABE Hirofumi
日時: 2002/10/10(19:41)
わたなべです。

Keiichi Takahashi <bitwalk@...> writes:

> このパッケージは(最新の)MinGWとMSYSだけでコンパイルしましたが、make
> installがうまく出来なかったので、ここだけCygwinで処理しました。この理由
> は詳しく調べていません。

ruby-talkでも報告があったので一昨日から調べているのですが、
MSYSのshellには勝手に引数をいじる機能があります。
  $ ./miniruby -e 'p ARGV[0]' /usr/local
  "D:\\MinGW\\1.0\\local"
ruby.exe, mingw32-ruby16.dll等はinstruby.rb内で
Config::CONFIG['prefix']を見てインストールするのに対し、
ext/配下の拡張ライブラリはruby -rftools ....の引数で指定した
ディレクトリにインストールされます。この時shell経由で起動さ
れるため喰い違いが起きます。
たとえば私の場合だとDドライブで作業してるので
  D:/MinGW/1.0/local - *.soやその関係の*.rb
  D:/usr/local - ruby.exe, mingw32-ruby16.dll, irb, ...
となってしまいます。

とりあえず、/etc/fstabに
d:/usr/local /usr/local
と書けばいけそうな気もするんだけど、prefixを/usrに変更してい
た場合はどうなるのかちょっとよくわからない…。

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わたなべひろふみ
ってことを今日の日記に書こうと思っていた