ひだかです。TSruby にふってみます。
kikwai@... (機械伯爵) wrote:
> HIDAKA Takahiro writes:
>
> 意識しなかったら、何のためのオブジェクト指向ですか?
>
> そもそもアラン・ケイたちは、「オブジェクトに対してメッセージを送る」というわ
> かりやすい「考え方」をもとにして「人間に近い指向で」プログラムできるように
> Smalltalkを開発したのだと思っていましたが。
どうでもいいですが、オブジェクト指向はふつうSimulaから始まった
とかいいません?歴史はよくしらないんですが。。
> つまりひだかさんの論だと、「オブジェクトは難しい」「手続き式のほうが簡単」
> という前提が必要だと思います。
違います。意識するべきときだけ意識すればいいんです。
そういう意味では変に自由度が高いから、Ruby が合わないひとも
いるでしょうし、手続き指向プログラミングに慣れた人でも使えるように
しようという意図は明確なので、初心者向けに設計した言語だとも
思っていません。
ですが、ミクロ的に見た場合に、「やりたいことを順番に書く」という
手続き的プログラミングの本質は、わかりやすいですよね。これに
異論があるひとはStandardMLでも学んだほうがいいでしょう。
> 手続き式に慣れきった人間ならともかく、その前提から疑う必要がある、と私は
> 思います。
とおもったら↑とかかれているので多少不安も感じますが。
いずれにしても、オブジェクト指向設計と、オブジェクト指向言語とは
わけて考えて欲しい気がします。
Smalltalk の例であげられているような話は、オブジェクト指向設計の
嬉しさであるように思います。
ですが、しばらく前の数式の話でもそうですし、状態遷移的なゲームみたいな
ものとか、オブジェクト指向言語で書きやすいとは限らないものも
あるんじゃないでしょうかね。
> 人間にはいくつもの思い込みがあり・・・私自身も例外ではありません・・・その
> 思い込みを前提とすると、話の本質が見えにくくなるような気がします。
なぜ、そこまでオブジェクト指向が優れていると思っていますか?:)
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ひだかたかひろ cv8t-hdk@...-net.or.jp