機械です、どうも。
>|※余談ですが、件のLispの権威の方がRubyを知ったら、
>| 間違いなくPythonの進化形として認めたんじゃないか
>| なぁ・・・まつもとさん、Lisp好きだとか書いてたし、
>| RubyにはLispっぽい文法、沢山あるし・・・
>
>Paul Grahamとは面識があります。Pythonの進化系と思ってるかど
>うかは聞かなかったけど。ゆっくり話せなかったものなあ。
私は、件の文章にRubyが加えられるとしたら、まちが
いなくPythonの後だとおもいますけどね☆
ソレは置いといて、実際、Pythonの文法の改変でイテ
レータとか入ってきて、私自身、勉強不足を痛感するよ
うになりました。
「オブジェクト指向スクリプト言語Ruby」を読んだ時
には、正直「イテレータなんて何に使うんだろう?」と
思ってましたが、最近Pythonに文法として進出してきて
(関数の時は無視してました)、やっぱ需要があるんだ
な、と考え直してます。
個人的には、クラスインスタンスや関数を引数とする
関数で代用できそうな気がするんですが、文法にまとめ
られるということは、そういったものをいちいち記述す
るのが面倒なほど、多用される概念だということですよ
ね。
そもプロのプログラマでない私の使う文法範囲なんて
限られてるので、そこらへんの感覚は全然無いわけです
が、Python自体はプロも使ってるわけで、そういった要
望にもこたえていく必要がでてきてるわけでしょう。
>| Pythonは簡潔さ、すなわち力は求めていません。
>
>そんなことはないと思うけどなあ。ただ、マクロの力は強すぎるっ
>てことには同意します。
確かに前発言で書いたとおり、Pythonでも、文法のシ
ンプルさだけを求めた1.5以前が行き詰まったようで、以
降はベクトルが微妙に違ってきています。
しかし多分、Pythonでの「簡潔さ」というのは、記述
量の少なさというより、記述が多くなることによる「読
みにくさ」の増大を懸念してるんじゃないかと思われま
す。
例えばPascalは、コードが読みやすい言語といわれつ
つも、やはり前提を理解するのが結構大変だったりしま
す(・・・DelphiのObject-Pascalに至っては・・・書く
人の気が知れない・・・少なくとも私は書けない・・・)
記述に二の足を踏むような書き難さは、やはり言語と
して避けるべきでしょうが、ここらへんの線引きは、ど
こが最良なのかの判断は、使用者が下す以外方法は無さ
そうですよね。
せめて今使いやすい言語が、今後も使いやすい言語の
ままでいてほしいな、と願うだけです。
機械伯爵