作者: T.Watanabe
日時: 2008/3/09(12:58)
  ねこ丸です。

  今さらチャチャですが。

Bruce. さんは書きました:

> ふつうに、「プログラミング入門者や初級者にも使いやすい言語です」
> とでも書けば十分意味が通じるでしょうし、これは事実といって問題ない
> と思います。
>
> そんなに(肩書き|ラベル|称号)が重要なんですかね?

  むしろ自分の場合は人工言語に関しては「教育用」と謳われていると引きま
すね。自分の中で「教育用」と言われて真っ先に思い浮かぶのが BASIC でも
Pascal でもなく LOGO だからですが。なんかね、教育の(それも一部の人たち
の)中で閉じている感じがしちゃうんですよね。

  それに「教育向けに作られた」からと言って本当に今自分が目の前にしてい
る教育現場で適しているとは限らないわけですよ。教育に向いているかどうか
は教育現場の実績でしか本来は言えないわけです。

* どういう目的で
* どういう言語を採用して
* こういう活動をして
* このような成果に繋がった

  と、これらが揃っていなければ判断できんわけです。(もちんろん世の中の
すべての人が謳い文句より十分な客観的資料を重視するとは思っちゃいません
けどね。)それらが揃っていない場合は乱暴な言い方ですが、

                      採用する側の直感以外にない

  と思うんですな。ただ自分は直感を否定する気は全然ないんですけどね。

  ちなみに今年の2月に札幌で開かれたRuby札幌の勉強会で大学の先生が授業に
使っている話が以下のURLにあります。

Ruby札幌のustream
http://d.hatena.ne.jp/noplans_ruby/20080219/1203360502

  まぁここでの話はRubyの言語とライブラリにしかフォーカスされていない
(あとは実際のコードと実演)ので、例えば実際はどういう環境を用意して学
生に作業させているのかは分かりません。でもこういう採用事例の情報は増え
てこないとダメだよなぁと思いますね。

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    ねこ丸