作者: Bruce.
日時: 2007/9/18(19:11)
Bruce.です。

ねこ丸 writes:
>  ねこ丸です。
>
># 連休は家にいませんでした

何処かへお出かけでしたか。

>  自分の感覚はですね、そもそもプログラミング入門の類いって最近出てるん
>だろうか?ってことですね。そういうのは C の本がドカーンと出た時代で終わっ
>てしまったんじゃなかろうか?終わってしまったような気がするな、ってこと
>です。だからきちんと勉強しようと思ったら C 華やかかりし時代に遡らなけれ
>ばいけないような気がするってことです。
>
># 単に自分が入門書探してないだけでもあるんですが。

んー、ないことないですよ。

数で比べるとどうなのかはわかりませんけどそれなりには。
ただまあ、プログラミングを取り扱う雑誌が軒並み休刊になっているように
あまり芳しくはないようですが。

>  最近、C を使わずに書かれたプログラミングの入門書って出てるんですかね?
>雑誌の企画なんかではあるんでしょうけど、書籍としてまとまってるものって
>あるのかなぁ。こんな地味なテーマ、そんなに新しいものが出るようにも思え
>ないのですが…。

すぐに思いつくのは、Rubyでやったあれとか、HSP使ったあれとか。
#HSPが言語仕様的にどうよというのはなしでお願いします :)

>  情報処理技術者試験の教科書なんかには試験の範囲内では恐らくそういう情
>報は載ってると思いますけど、ああいうのって広い範囲の中の一つになっちゃっ
>てるから、実際にアルゴリズムの動作を詳細に追いかける余裕ないですよね。
>
># そんなこともあって「アルゴリズムとデータ構造」とか、今になってまた買
># おうかと悩んでいる次第。前に持ってたはずなんだけど、どっか行ってしまっ
># たので。

つ The Art of Computer Programming

は冗談にしても、

アルゴリズムイントロダクション(全三巻)はチェックしておきたいですね。
#2ちゃんの書籍スレでも評判良いです。
いま改訂版が出ている最中のようで、1,2巻は改訂版になっていますが
3巻はまだ九飜^H^H旧版のようです。
版型が大きいのがちと難点(持ち歩けねー)。

>> 「趣味」でいくつかの質問掲示板(おしえてgooとかYahoo知恵袋とかそんなの)を
>> 見ていますが、デバッグのやり方なんて教わってないんだろうなあというのが
>> たくさんありますし、独学でやってる場合なんかはまずそういうのを知ることは
>> できないですよね(皆無ではないけどそういうことが書いてある本がない)。
>
>  print デバッグとかそういうことではなくて、ですか?

いやあ、すごいですよ。ええ。

「このプログラムなんですけどコンパイラは通ったのですが(多分「コンパイル」の
間違い)、実行するとダメです。なぜですか」

とか

「このプログラムをコンパイルしようとしてもエラーになって実行ファイルが
できません。対処法を教えてください」

みたいなレベルの質問が後を絶ちません。


>  そう言われると自分もデバッグの方法って自信ないです。コードをとにかく
>短くぶった切ってユニットテストを書くようにしたら、以前よりはデバッグは
>確実に楽になりましたけど。

ファイルをオープンした後にそれが成功したかのどうかのチェックもしてないで
「うまく動きません」とかいう人がたくさんいらっしゃいます。
Rubyみたいに冷害^H^H例外になればいいのに。

>  でも改めて考え直してみると、なんかそうじゃないような気がしてきました。
>そのーなんというか、もうちょっとメモリ効率とか cpu time に sensitive に
>なってもいいんじゃないかと思うことがある、ということなんですよね。結果
>として目的の動作はしてるんですが、どうも無駄なことをしている、なのに書
>いた当人は言われるまでそれに気づいていない。(気づいていてもあえて書く
>スピードの方を採ったとかではない。)現実には一回の実行において何倍も差
>が出るわけではないが、Web アプリなのでレスポンスは少しでも改善できた方
>がいいですし、同時アクセスが増えたときの挙動になると徐々に怪しくなって
>くる、といった具合でしょうか。

んー、なんつうかその辺はセンスの問題もあるだろうし、どれだけ場数を踏んでいるか
ってのもあるんじゃないですかね。もちろんそういうことを気にかけるという
資質がないといかんわけですが。

>  ただ、何度となくコードの叩き直しをやってるうちに、「このコードは気持
>ちよくない」あるいは「怒られる」と書きながら思うようになってくるようで
>す(^^;  まだそれを具体的にどう直すか、というところまでは自力で辿りつか
>ないようですけど、傾向としてよくなってきている印象は持ってます。

でまあこれはさっき書いた「場数」ですね。

日曜大工でも、最初は目印に線を引いておいてものこぎりをまっすぐ挽くのにも
苦労するけど何度かやっているうちに線を引かないでもきちんとできるように
なるとかありますし。

>  件の人も、結局自分がコンピュータをいちばんモノにできたと感じていた時
>代がマシン語を操っていた時代だったというだけのようで。しかも昔話を押し
>付けられてもなぁと思っていたらよく読むともしかして年下?みたいな展開で
>恐れおののいている次第。

まあ自分の土俵で語りたいってのはあるんでしょうね。
書きかけてとちゅうでほっぽりだしたんですけど、この手の低水準(ハード寄り
ということ)の知識に代表されるような、直接今やっていることに関係ない
知識ってのは、保険であるとか、ルーレットだとか競馬での「抑え」(実際に
なんというのかは知らない)みたいなもんじゃないかと思います。

つまり、

・当たる確率ははっきり云って低い
・でも「万が一」あたるとでかい
・でも「元手」の問題から好きなように賭けることはできない

ようなものかと。

> 自分は全然若手のつもりなんだけど、最近のアルファ
> なんちゃら、みたいな人たちには全然ついていけないし、なんにしても都会の
> 人たちはまぶしいなぁ、てな感じになってきてしまうのでありました。むぅ。
> これはいかん。

大丈夫(なにがだ)、わたしもついていってません(笑)

いじょ。

#次辺りからはFreeに行ったほうが良いかも知れず。