作者: 藤岡和夫
日時: 2003/3/12(23:14)
On Wed, 12 Mar 2003 22:15:56 +0900
"機械伯爵" <kikwai@...> さんwrote:

>  でも、AWKから始めたら、連想配列とか、あんまり気軽に使えなかったし・・・
> 
>  最初のらくだ本には「簡単だ簡単だ」と連発してたのに、AWKと同じ事を自分で
> 書こうとして、結局かけなかったあたりが、多分Perlの挫折の本当の理由です。

 AWKはフィルタ構造に沿って書く必要があるので、プログラミングとしては変
則的になりますね。無論フィルタを書くだけなら問題ありませんが、置換処理は
Perlのほうが簡単に記述できるので、結局Perlを使うことになる。私も最初は
AWKだったのですが、用途がテキスト処理だったので、置換処理にsedを使ったり
しているうちに、同じ記法が使えるPerlへ転向してしまいました。新しい物好き
なので、アスキー誌のコラムに載っていたのを見て飛びついたんですけど。もう
随分昔の話になりますが、切り抜きを見ると1992年の10月号ですね。10年以上前
の話になってしまった。正規表現によるパターンマッチが高機能だったのが、直
接的な転向の原因だった。

> ※今本気で勉強したら、多分そこそこは書けるようになると思うのだけど・・・

 まあ、そうですね。なんでもそうだと思います。Pythonが書けるのに無理して
他の言語を使う必要もないです。何かこんなことやりたいんだけど、適当なモジュー
ルがないから、他のスクリプト言語を検討してみようとか、代えるとすれば、そ
んなことじゃないかと思います。私もいずれ必然的にPythonを使うチャンスがあ
るのではと気長に待っています。

>  Tcl/Tkは、一時期凝ってましたが、結局Tcl式の思考がしんどくて、Python/Tkに
> 逃げ戻りました(言語としては面白かったです)

 四大言語?のうち、Tcl/Tkは独特ですね。言語らしくないというか。コマンド
の集まりだからでしょう。GUIを使うための言語だし、I18Nもできているし、文
字コードが変化する可能性のあるWebで使うテキスト処理言語として有力なもの
だと思います。

藤岡 和夫
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