ども、機械です(見てきました)
なんかPythonユーザにはアンチPerlが多いけど、あたしゃんなこと
無いです。
ただPerlは、物事に「とあるアプローチで、且つ、とある記憶能力
水準で」向かうと、中座するというのをみにしみて味わっただけです。
とあるアプローチとは「言語の法則性を知る」こと
とある水準とは「Perlの全ての言語法則をとても覚えきれない記憶
能力」程度であること
この2つの両方にあてはまる人は、間違いなくPerlをやっても中座する
でしょう(・・・私だ・・・)
比喩は誤解を招きかねないのですが、軽く笑い流していただくなら、
Perlはフランス語っぽく、Pythonはドイツ語っぽいと思います。
私の大学の最初の補導教官はフランス語派でしたが「文法を覚えるより
先に音と会話を覚えろ」と言ってました。
御存じの通り、フランス語にはそも文字の読み方だけでもかなり変則的
なので、法則性なんて覚えるよりは、使ってなれていく方が合理的です。
それにひきかえ、ドイツ語は法則のかたまりであり(外来語や合成語以
外は)読み方と音が完全に一致し、文法もほとんど例外がありません。
よって帰納的にものを覚える人はフランス語を、演繹的にものを覚える人
はドイツ語のほうが向いているわけですが、PerlとPythonでも同じような
ことが言えるような気がします。
Perlは法則が多く(例外が多い文法に近い)しかしそのために短くスマー
トにコーディングすることが可能です。
ですから、覚えた範囲からどんどん使っていけば、それだけ上達すると思
いますし、そのうち文法も感覚的に理解できるようになるのでしょう。
それに対し、Pythonはそも文法が非常に少ないので、全部見通してもたかが
知れています。
ですから一度じっくり基礎をやって、あとは辞書を引くようにライブラリを
参照しながら書けば、スマートなコーディングはできないものの、実用には十
分なものが書けます。
言語は、優劣よりも相性のほうが大切じゃないかと、近頃痛感しています。
/機械伯爵/