作者: 機械伯爵
日時: 2002/3/29(12:22)
  機械です。

※タイトルは、もはやナニを書いているの、自分でもわかりません。

>  Javaの例がありましたが、Javaだと全部ポインタですからねぇ。

 Javaが、オブジェクトは参照だけにして、大改造を行った理由については、
C++いじってみてようやく理解できました。

 C++の、オブジェクトポインタの代入による暗黙のキャストは、無ければこまります
が、これが・・・せっかくのメソッドのオーバーロードがご破算になる、というわけの
わからんことになります。

 古いメソッド定義の利用頻度と新しいメソッド定義の利用頻度、どっちが多いか、
考えたこと無かったんでしょうか・・・(汗)

 オブジェクト指向的な考えなら、全てにvirtualキーワードを書くハメになること
くらい、容易に理解できると思うんですけどねぇ・・・

※JavaでもPythonでも、後発のC++系言語は、全て自動的にvirtualメソッドになる
 ようになってますね・・・

 private継承については、classの代わりにstructを使うと回避できますけどね。

>  最近お勧めの本とかありますか?逆にそれ以降の本は
> 全然読んでません・・・ってここはC++の部屋じゃないんでした。

 「プログラミング言語C++」

 もう、コレに尽きます。

 値段とボリュームに圧倒されて、私も買うのをためらってましたが、思い切って
買ったら、結構利用してます。

 特に、ストラウストラップ先生が、「この人、ホントはPascal信者じゃないかしらん」
と思えるような記述がちらほらあったり、「エレガントな記述(これも、Pascal信者
の常套文句)」という言い方をあちこちにしてたりと、なんとなくC++に対する感想が
違ってきます。

 さらに、名前空間(Pythonでも非常に重要な概念ですが)についての考え方や、
コーディングスタイルのポリシー、constキーワードの活用など、C++としては
どちらかといえば地味な部分の重要性について、しっかり述べられています。

 C++のありのままの姿を知りたいのなら、この本が一番お勧めです。

 ・・・ホント、高いけど・・・
 
>  C++Builder は使いますけど、VCLの呪縛が結構きついので、
> すぐにObjectPascal的プログラムができてしまいます。

 Pascalは好きですが、ObjectPascalはどうも苦手です。

 ルールがあまりにも多い言語は、全体像が把握しにくいんですよね。
 
> >  複数のオブジェクトに一気にメッセージを送るシステムがあれば面白そう
> > ですけどね。
> > 
> >  そうなると、Forthのように後置式(RPN)にしたほうがいいみたいですね。
> 
>  おぉなるほど、とも思ったのですが、RPNだと演算子の嬉しさがかなり
> 減るような気もします。やっぱり数式っぽく見えることというのは、
> FORTRANの発明以来、大事なことなんじゃないでしょうかね。

 長い式を見渡すとなると、確かにそうですよね。

 考えながら逐次打ち込むには、RPNの方が、ずっと使いやすいと私は思いますが。

 ・・・特に携帯電話のおまけの電卓機能・・・RPNにしてくんないかな・・・

   機械伯爵