作者: 機械伯爵
日時: 2008/2/13(09:35)
 自分の知識ってのは、人と話す度に崩れて、なかなか楽しいです。

> セキュリティ、つーか、「コンパイルに通れば(アルゴリズム自体の間違いがなければ)
> プログラムがきちんと動く」とか評されるような代物ですし >Ada

 改めて調べてみましたが、なかなか楽しそうですね

 ただ、Adaコンパイラを通ったとしても、コードにバグがあったらやはり動か
なくなることはあるでしょうけど、少なくともデバッグは楽そうですね。

> VM前提ということはなかったと思います。Pascalも…と思ったら、ヴィルト先生の
> Pascal-SとかPascal-P4なんかは中間言語を吐くコンパイラですね。
> 言語仕様上は規定されてなかったと思うんですが、さて。

 Pascalはそもそも、VMという概念とセットで生み出された言語ですから(と、
ヴィルト先生がおっしゃってましたぁ)

 Pascal自身の言語仕様上は無いし、Boland系のコンパイラPascalが有名ですけ
ど、本来はそういうモノなんですよね。

 まぁ、VMが世間で再評価されるのは、Javaまで待たなきゃいけないんですけど、
PC-9801に移植されたWizardryがVMの移植で動いた、という、影の歴史とかあっ
たりして楽しいですよん。

> Javaの場合、使おうとする環境向けのVMやらがあるかどうかって問題が
> あるんじゃないですかね。組み込み用とに規模の小さなVMの仕様があったと思いますが
> #MEとかでしたっけ?
> それがすべてのコントローラ向けにあるかというと、厳しいのではないかと。

 VMを書くのと、Cコンパイラを書くのとでは、勿論Cを書くほうが簡単なの
だろうけど、これだけ大規模なシステムのメンテナンスの点から考えれば、VM
書いておいた方が後々有利かと思うんですけどね。

 VMだと柔軟性も生まれますし。

> 改札機だとリアルタイム応答性はどのくらい要求されるんだろう?

 中のチップの性能にもよると思いますけど、JavaVM乗っけて支障が出るほどで
はないと思うんですが(JavaVMってカードのICチップにすら乗る程度だし)

   /機械伯爵/