作者: davi
日時: 2008/2/03(16:38)
機械伯爵さん Bruce.さん <  こん??は でび です

 # 私に岩波信仰はありません。

On Sun,  3 Feb 2008 11:13:42 +0900 (JST)
kikwai@... (機械伯爵) wrote:

> > だからさー、「理系だから××」、「文系だから××」って
> > 論理はやめようよ。 

ええと、あそこは、事前にそういうツッコミを想定して、
人をラベリングする言い方としてではなく、ある人物が
その折々にどちらかの方法論を採用した場合、という風に
(私なりには)かなり注意深く書いたつもりだったんですが、

>人文社会学系の者の下す直感的な結論に、

「者」って書いていますね…。ダメだこりゃ。

それに、閑舎さんにcgiの名称の件で書いたのと切り離して
読めってのも無理ですよね・・・。すみません。

ただ、(例えば)「Bruce.氏は常に理工学的アプローチを
採用して対応する人種である」という風には思って対応は
していないつもりです。

そもそも、あれほど実に多種多様な読書をしている人に対して、
そういう風に決め打ちするのは、無礼というものでしょう。

# でもさ、あれだけの圧倒的な情報量がある所を毎日巡回する
# のは大変だから、時々拝見して勉強させて頂いていますが、
# 遠隔で言われるのは陰口っぽくてなんかイヤです。
# できれば、直接言って下さいな。

もう少し言い訳しておきますね。

この種の話の流れが「理系文系二分論って違うよね〜」みたいに
陥りやすいのは、たぶん、「それを表現するための分かりやすい
言葉や概念規定の範囲の合意がまだ発明されていない」という
ことなんだろうと思います。

「名前があることが大切」みたいな話なんでしょう。
高橋メソッドとか、もんたメソッドとか。

最近、若者文化ってのがよくわからんので、宮台真司(他)の
『[増補]サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・
性の変容と現在』(ちくま文庫 2007/02)を読みました。

その中で、音楽ジャンルの趣味志向と、それを求める層の
性格付けをどうにか形づけようとしているのですが、

>「ジャンル」の概念は、確かに個々の作品のパッケージング
>としての役割を終えているにもかかわらず、音楽の聴取形式
>の機能的なバリエーションを表すシンボルとして、今でも
>有効に機能している。<bold>音楽の聴取に際して、受け手が
>送り手との間にどんなコミュニケーションを期待し、何を
>享受するのか――これが「ジャンルの好み」として表現され
>ているのだ。</bold>

と本文で、ゴシックにしてメタな言い方で説明を試みていました。

「メタじゃなくて、これじゃ、メタメタだろ」と私は思いましたが、
要するに、我々はまだ、音楽について「ジャンル」という言葉しか
持ち合わせがない、ということなのでしょう。

そういう意味で、機械さんの仰る

>「論理」「直観」「感覚」のどのファクターを重視するか、

というような「考え方のタイプ」での説明は、「そういう言い方を
した方が、こじれた議論にならずに済む言い方かもしれない…」
と思いながら読みました。

>  私はもっと限定して「人と対立したとき、どのファクターを前
> 面に出して主張するか」つまり「コレ言えば相手も納得できるだ
> ろう」と考えて出す時のクセは、あるような気がします。

こういう言い回しだと、相手の思考回路に通じやすいだろう、
ということですよね。

我々が日常用いている生活の知恵なんだろうと思います。
プロトコルの使い分けしないと、ネゴできねーな、みたいな。

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ええと、私と藤岡さんとの一連のやりとりにウンザリしている
人も多いだろうと思います。

一言で言えば「TS的でない。」とか「TS的を装った
ユリイカ野郎の遣り取り。」とか、そういうイメージで
ご覧になっている方が多いのではないかなぁ、と。

実は、私は[TShack:309]の時点で、藤岡さんの(私にとっては)
「言葉足らずな言い方」※に対して、猛烈な怒りを感じたんですよね。

※言うまでもないですが、藤岡さん「個人」に対して、ではなく。

その時点では、「何だよそれ?個人的な年末の反省と焦りやら、
新年への決意なんぞ、知らんがな。つきあい切れんわっ!」と。

で、それを丁寧に解きほぐしながら対応しているねこ丸さんを見て、
この人すげーな。やっぱ、頭いーな。と。

それと共に、藤岡さんのプロトコルが理解できていなかったから
自分はちゃんとネゴできていなかった、つー反省が生じました。

去年、アニメ版の「時駆け」見たんですよ。
見終わってから、かみさんが「パンツ見えないのね。」って言うまで
それに気づきませんでした。読みとりできない自分を、猛烈に反省。

そんなことも思い起こされて、しばらく、藤岡プロトコルの勉強を
してみよう、ということで今に至ります。

# なお、2007年末の藤岡提起は、TSの性質はゲゼルシャフトではなく
# ゲマインシャフトである、と確定的に宣言・確認された、という
# 風に位置づけることができるのだろうと思っています。
# TSの歴史に於いて、大きな節目だと言えそうです。

ちなみに、私の中間的な結論ですが、とりあえず言ってみて
闘わせてみる、という点で「俺たちみんな体育会系」なんじゃ
ないかなぁ・・・。

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> 「理系の人々」
> http://blogs.yahoo.co.jp/engineer_ryuseigun/

コピー機の場合、紙の裏表が気になります。


でび  http://davi.txt-nifty.com/1984/