作者: 藤岡和夫
日時: 2007/12/25(21:35)
藤岡です。ご無沙汰しています。

TSNETは、2002年にスタートして、メーリングリストへは194名の参加者を得てい
ます。もともと、TSNETは、NIFTY SERVEのFGALEL/FGALTSのメンバーを主体とし
て計画し、NIFTY SERVEのフォーラムから、インターネットへ活動の場を移そう
ということで、閑舎さんとZazelさんの支援を得て、産声をあげました。

メーリングリストの構成は、ほぼFGALTSの会議室の構成を踏襲しており、閑舎さ
んにより、各種スクリプティング言語に加えて、初心者用、自由な話題を取り扱
う会議室が準備されました。

TSNET初期においては、ある程度NIFTY SERVEの雰囲気を醸し出し、それなりに継
続できそうだという感触もありました。おかげさまで、私自身はTSNETにおいて
も得たものは多く、結果として自分のやり方を見直す新しい視点も得られました
し、さらにスクリプティング言語について使い方や使い道を勉強していきたいと
考えています。

ただ、最初に194名の参加者を得たと書きましたが、この人数は実は5年前にスター
トした時点とそれほど変化はありません。細かくは追いかけていませんが、それ
ほど新しい人は入ってきていないのではないかと思います。Web上でも読めるの
で、NIFTY SERVEのように入会しなければ読めないというものでもないので、入
会を促進することは難しいのかもしれません。特にWeb上には情報は満ち溢れて
いて、検索すれば大体のことはわかってしまう時代になりました。

このような状態で、私自身も発言が少なくなり、もう少し発言する動機付けのよ
うなものが必要かなと感じています。誰かが困られていることがわかれば、それ
を支援するようなことも可能なのでしょうが、それもあまりない。先のでびさん
の話題提供のようなものが継続的にあればおもしろいのですが。それに答えるこ
とによって、自分自身が大変勉強になっているので有難い。ニュース的なものを
流すだけでは、それはWeb上に既にあるじゃないということかと思います。

以上のような認識をもとに、さらにTSNETの活動をアクティヴにするにはどうし
たらよいかと思っています。一つは参加者を増やしたい。もう一つは具体的な問
題、課題の提供。例えば何か一緒に作るとか。以前、山本さんがTcl/Tk日本語チー
ムを作られたのですが、フォローできないままにきてしまって、悔やんでいるこ
ともあります。

参加者の個人的な状況も様々だろうと思うのですが、無理のないところで、何か
できたらと考えています。無理しなくては何もできないよという声も聞こえてき
そうですが。僕自身は趣味でやっているので、ほとんどしがらみはないのですが、
頼りになる人は仕事であったり、忙しかったりとか、それどころではないという
ことかもしれません。従って、やりたい人、出来る人がやるしかないのですけど
ね・・・

最近、Moose/MOPというオブジェクト指向プログラミングのためのPerlライブラ
リを調べているのですが、会社の仕事としてオープンでやっているようです。趣
味でやる世界とはレベルが違うのとはともかく、このような優れた成果を発表す
るのは素晴らしいなと思いました。

何か、参加者の方でご希望やこうしたいとか、これが聞きたいとかありましたら、
遠慮なくご提案なり、ご質問なりをお願いいたします。

藤岡 和夫
kazuf@...
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