ども、機械す。
> > といったところじゃあないかと。
>
> ん〜。18才でそんなこと考えるかなぁ。
考える18歳もいれば、考えない18歳も……
……ちなみに当時の私は、単に趣味だけで大学を決めてましたね。
※就職なんて、大学4年ですら考えてなかった……まぁ、だから5年いた
わけだけど……
それに、理系のほうがかっこいいかな、とか非常に軽薄な理由で……
> でも、例えば、分数の割り算解けて、感極まって
> 泣き出す奴には出会ったことがありません。
感極まって泣く人はいなくても、感動はしますよ。
分数の割り算って、計算の方法は簡単だけど、理屈は結構難しい。
そもそも、分数って、簡単な概念じゃないです。
それが理解できたときは、私は結構感動しました。
……それ以上に、分母の違う分数同士を、約分して足す意味が理解
出来た時には、嬉しかったなぁ……
> 何で理系科目が苦手だったかというと、たぶん、高度に
> 抽象化されすぎているから、日常生活で応用する場面や、
> 応用されていることに気づく場面(あるいはその視点)
> とか、感動する場面ってのが、ほとんどなかったから
> じゃないか、と。
それはあると思います。
つか「こんなもん、小中学生にわかるわきゃねーだろ?」ってな
モノを、「解けるから」という理由で平気で入れる数学の教科は
大問題です。
……だから数学が理科に転用できんのだっつーの。
> 小学生の頃の、実験系が多い理科は大好きで、むしろ、
> 得意な方だったんですけどね。
>
> 中学入ったとたんに=を挟んでabcを左右移動させる
> 抽象的作業でしょ、面食らいました。
私の中学の先生は、実験よくやりましたけど(笑)
数学、でないなら、多分物理ですね、ソレ。
> 例えば、=を挟んでabcを左右移動させるってのは、
> 小学校の理科で、分銅を使ってバランスを取り、重さを量る
> 勉強したでしょ?実は、やっていることはあれと同じだよ。
> って、一言、言ってくれれば、それだけで受け止め方が随分
> 違ったものになっただろうに・・・と。
原理(上の場合、移項ですね)は必ずやってると思います。
ただ、数学では「問題が解ける」ことに重点を置きすぎて、練習問題
とかをやりすぎなんだと思います。
もっと原理のところに重点を置いて、理解させればいいんですが、多分、
点数化しにくいという理由で、練習問題に走っちゃうんですよね。
問題が解けるとこと原理が理解できることは、明らかに違います。
で、大事なのは原理が理解できることで、その確認のために例題を解いてる
んだ、ってことが、なぜか理解してもらえない……
私はソコに大問題があると思います。
> っていうか、どうしてボクは数学が好きになったのか。
> この単元の、どこが(神秘的で?)面白いのか。
>
> というのをたくさん語る先生って、出会ったことがない
> ですな。
少なくとも私の理科の授業は、そんなんばっかです(笑)
数学も免許取ろうかなぁ……
> あと、数学の発展の歴史の上で、どういう位置づけなのか、
> この公式を見つけたということの、どの辺が凄いことだった
> のか、っていう、歴史的背景の説明があると、私などは、
> その辺にドラマを感じて食いついた可能性が高いように思います。
まぁ、数学や科学には挫折も多いですが(笑)
ドラマティックな展開って、確かに私も好きですが、捏造はいけません。
例えばアルキメデスの「ユリイカ」は本当かどうかは知りませんが、ガリレオ
とピサの斜塔は絶対ダメ。
……実験した事実が無いだけでなく、もし実験したら、まず間違いなく鉄球の
方が早く落ちる(空気抵抗の関係で)
> で、機械さん的には、どんな問題にカンドーしたりしたわけですか?
う〜む、そもそも小学生の頃から理科ヲタクだったですから、あんまり参考に
ならないかもしれません。
理科に関しては、授業どころか、小学校の先生の知識よりは遥かにいろんなコト
知ってたし、中学に入って、教科の先生になったときは、授業より授業後に色々
個人的に食いついて話してましたし……
子供の頃は、確かに科学=知識でしたけど、簡単な力学の話あたりから「考え方
なんだ」と気づいて感激しましたし。
まぁ、でも、物理でなく生物へ進んだわけですが(動物が好きだったんで)
だからまず、理科に興味が無いこと自体が理解できない(苦笑)
この頃は、「そーいう人間もいるのか」ということで、色んな話を混ぜるよう
になりましたけどね。
ということで、「科学はロマン」です、はい。
/機械伯爵/科学の話に生徒がノッてくれないと……寂しい/