作者: Bruce.
日時: 2007/10/23(16:10)
機械伯爵 writes:

>  Bruce.さんとこの雑記帖より飛びました。

あ、どもです。
まだ自分の中では意見としてまとまってはいないのですが。

>  http://scienceportal.jp/news/review/0710/0710171.html
> 
> <引用>
> 「本質は理系の問題だと思います。若者というのは将来に対して、説明はできないけれど
> 非常に鋭敏な感覚を持っていて、それに基づいた異議申し立てなのです。理系をやって知
> 識ばかり増えてしまっても、仕方がないじゃないか、ということです。例えば貧富の差は
> 拡大しているではないか、ということです」


ひょっとしたらこういう面があるのかもしれないとは思うものの、
あったとしてもそれは大勢を占めるほどではなくて、

・いわゆる理系の学部に進んだ場合のキャリアを考えたりとか、卑近なところで
いえば「どのくらい楽な学生生活を送れるか」とかが主ではないかというのがひとつ。

・苦労してそういうところを出ても、使い潰されるのがオチというのをいやというほど見聞きしている

といったところじゃあないかと。

あと、貧富の差云々はむしろ「文系」に分類される学問が解決策を提示する
問題じゃないかなあと。技術が世の中を変えることがあったとしても、
それは結果論であって、「どう使うか」でそういった問題に対処すべきなのじゃないか。

ここで兵器と戦争に絡めて論を展開しようと思いましたが、中途半端なたとえ話は危険なので自重 :)

> では、どうすれば打開が可能か。
> 
> 「知識をどのように使うべきかという、『知識を使うための知識』についての学をつくら
> なければいけない。…『工学の哲学』のようなものですね」
> </引用>
> 
>  ……あのぉ、理系=知識ってナニ?(汗)
>  理系の知識って、「思考」のための単なる前提だろうに。
>  その上、「知識をどのように使うべきか」って、ソレ考える素地を作るのが理系
> 教育だろうがっ!
>  アホらしくて話にならんですわ。

発言したこの人がどういう方なのかよくわからない(調べる気もない)のですが、
どーも発想が斜め上を行っているというかなんというか。



いじょ。