機械伯爵 writes:
> Bruce.さんとこの雑記帖より飛びました。
あ、どもです。
まだ自分の中では意見としてまとまってはいないのですが。
> http://scienceportal.jp/news/review/0710/0710171.html
>
> <引用>
> 「本質は理系の問題だと思います。若者というのは将来に対して、説明はできないけれど
> 非常に鋭敏な感覚を持っていて、それに基づいた異議申し立てなのです。理系をやって知
> 識ばかり増えてしまっても、仕方がないじゃないか、ということです。例えば貧富の差は
> 拡大しているではないか、ということです」
ひょっとしたらこういう面があるのかもしれないとは思うものの、
あったとしてもそれは大勢を占めるほどではなくて、
・いわゆる理系の学部に進んだ場合のキャリアを考えたりとか、卑近なところで
いえば「どのくらい楽な学生生活を送れるか」とかが主ではないかというのがひとつ。
・苦労してそういうところを出ても、使い潰されるのがオチというのをいやというほど見聞きしている
といったところじゃあないかと。
あと、貧富の差云々はむしろ「文系」に分類される学問が解決策を提示する
問題じゃないかなあと。技術が世の中を変えることがあったとしても、
それは結果論であって、「どう使うか」でそういった問題に対処すべきなのじゃないか。
ここで兵器と戦争に絡めて論を展開しようと思いましたが、中途半端なたとえ話は危険なので自重 :)
> では、どうすれば打開が可能か。
>
> 「知識をどのように使うべきかという、『知識を使うための知識』についての学をつくら
> なければいけない。…『工学の哲学』のようなものですね」
> </引用>
>
> ……あのぉ、理系=知識ってナニ?(汗)
> 理系の知識って、「思考」のための単なる前提だろうに。
> その上、「知識をどのように使うべきか」って、ソレ考える素地を作るのが理系
> 教育だろうがっ!
> アホらしくて話にならんですわ。
発言したこの人がどういう方なのかよくわからない(調べる気もない)のですが、
どーも発想が斜め上を行っているというかなんというか。
いじょ。