作者: 機械伯爵
日時: 2004/9/14(22:46)
 機械です。

>  http://tabesugi.net/memo/cur/cur.html
>
>> Python の宣伝文句をもうひとつ思いついた。「目にやさしい言語」というものだ
>。
>> あきらかに Perl や Ruby は目にやさしくない。

 綺麗なフレーズは戦闘的になるので、心情的には同意できても
賛成できかねます。

※こういうので、私自身が散々トラブル起こしたし・・・

 Pythonは、キーワードとオブジェクトと演算子とデリミタしかない、という
特殊な言語に分類されるので、オブジェクトとメッセージが基本的に別物である
PerlやRubyの書き方と、一概に同列には比べられないのではないでしょうか。

※キーワードと変数などのオブジェクトの書き方がしっかり区別されている
 ほうが見やすい、という意見もありますし。

>> ちなみに新山が Ruby を嫌いな根本的理由というのは、目にやさしくないことよ
り
>> も、「節操がない」からである。Perl と Python の間にはあきらかに思想的な差
>> 異が存在し、これらの言語をスイッチするときには (大げさな言い方をすれば)
考
>> え方を変えなければならない。(後略)

 ・・・逆じゃないかなぁ・・・

 RubyはPerlでSmalltalkを作ろうという思想がとんでもなく強くて、そのために
やや純潔主義的な近寄りがたさを感じるところはあるけど。

 逆にPythonは全く節操なくありとあらゆる「読みやすさ/書きやすさ」を求めて
いるために、ああいった色の薄い言語になったわけで・・・親しみやすいけど、馬鹿
にされる・・・と。

 Pythonの思想って、本当に形の無い思想(抽象的な目的しかない)ので、かえって
判りづらいと思うんですけどね。

 ・・・前にも言いましたが、宗教戦争はもう飽きました。

 RubyはRubyで、PythonはPythonでいいじゃないか、と思う。

 あとはユーザが好きな方を使えるように、共有ライブラリとかトランスレータとか
あればいいんじゃないかな?

 /機械伯爵/