閑舎 <raku@...> さん wrote.
> Vine 2.5 の ML で Epson の USB スキャナの導入例がポストされたので、ひょっ
> としたら Ok かもしれません。私は日経 Linux 9 月号の Sane をインストール
> したところ、2.4.18 ではだめだったので、即あきらめて、VMware を使うと決定
> してしまったのですが(^^;。Win 上で jpeg データを自在に印刷するソフトから
> 離れられない、というのもあるかも。
最近 EPSON GT-7600U(USB 1.1) を他の場所に持っていかなければならなくなっ
たので、かなり古く、WindowsXP などからは使えなくなった
GT-5000WINP(Parallel) が使えるかどうか、試してみました。その結果、かなり
あちこち引っかかりましたが、使えたので、レポートします。Network 経由で
Windows からも TWAIN ドライバとして認識させることができるそうなので、Win
の日本語 OCR ソフトを使って画像<-->テキスト変換も可能な雰囲気です。Vine
2.5 で、Vine Plus にある sane, xsane を使うとうまく行かなかったので、ソー
スをコンパイルする方法を取りました。
1. EPSON GT-5000WINP と ISA カードを取り付ける(Win でいう LPT 2 使用)。
マザーボードにもとからある端子でも、双方向ならたぶん使える。LPT 1 な
ら 0x387 だったかな。
2. オリジナルの配布元から sane-backends-1.0.7.tar.gz をダウンロード。
3. ./configure, make, make install
4. sane-forntends-1.0.7.tar.gz を同じ要領でインストール。
5. 各種設定
/usr/local/etc/sane.d/epson.conf
pio 0x278
/usr/local/etc/sane.d/dll.conf
net
epson
/usr/local/etc/sane.d/net.conf
localhost
/usr/local/etc/sane.d/saned.conf
127.0.0.1
6. /etc/inetd.conf
sane stream tcp nowait root /usr/local/sbin/saned saned
7. /etc/services
sane 6566/tcp
8. パラレルポートを使う場合、いろいろやりましたが、何らかの意味で root
権限が必要で、この方法が xsane の作者さんの許容範囲だそうです。
chmod 4755 /usr/local/sbin/saned
9. kill -HUP inetd
10. find-scanner は失敗する。root にて scanimage -L で最初のテスト。
11. scanimage -L -d net:localhost:epson:0x278 でテスト。
12. xsane-0.87.tar.gz を get し、./configure, make, make install。
13. xsane net:localhost:epson:0x278
これだけなんですが、ネット上には出ていない部分も多く……。
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本田博通(閑舎)
テキストとスクリプトの http://rakunet.org/TSNET/