作者: ねこ丸
日時: 2009/2/5(11:59)
  ねこ丸です。

davi writes:

> > 1) ルーズであることよりも挙動が読めないこと
> 
> !? どうして意図通りに動かないのかがわからん、ちうことですか?

  例えば関数の機能が名前から予想されるものと違うとか、そういうこともあ
りますし、マニュアルに噓が書いてあることもありますし、様々ですね。あと
言語の外でものすごい数の設定項目があるんですけど、これを見落としてハマっ
たりとか。PHP の機能で悪い意味でビックリするものはあちこちのブログにた
くさん書かれているので、探してみると面白いと思います。

  自分の場合はブログじゃなくて twitter に書いてるので探しにくくなっちゃっ
てますけど。この間はカレントディレクトリの php.ini が知らない間に読み込
まれててギャッてなってました。


> > # 細かい話ではアップデート時の仕様変更のポリシーがむちゃくちゃな辺りは
> 
> 下位互換性無視なんですか?
> すると、レンタルサーバ屋がバージョンアップしたら大騒ぎになりません?

  どの言語でもそのタイミングはいつかくるんですけどね。互換性の有無も問
題ですけど、なんか変更を入れる入れないの基準がよく分からないんですよね。
なんでその変更をそこで入れる必要あるの?っていうのがあっけなく入ったか
と思えば、ユーザーの望んだ機能は却下されたり、なんだかなぁという感じで
す。あと security fix と upgrade の区別がないとか管理的には痛いですね。
まぁでもそこがしっかりしてそうなのは Python くらいしか思いつかないです
けど。

# security fix の話で言えば基本的には OS のパッケージシステムでカバーで
# きることが多いので、それ任せにしちゃうのがいちばんかなと思ってます。
# CentOS とか Debian にしちゃえばいんじゃね?という感じ。最近いちばんよ
# さげに見えるのは Ubuntu LTS かなぁ。


> 秋口に大昔に買って放り投げた『はじめてのC』をがんばって2/3くらいまで
> 読みました(でもやっぱり放り投げた)。
> 
> この本は、どうしてこんなにツマラナイんだろうと考えて、「あ、これは
> 要するに言語仕様書として書かれている本なんだ」と気づきました。

  教科書なんてそんなもんです :)
  マスターしようと思わず、差分を探しながら拾い読みしていけばいいんじゃ
ないですかね。別に C を使う予定はないんですよね? 知識が役に立つときも
あるってだけで、必須じゃないと思いますよ。


> > また当然のように Unix の知識も役に立ちます。
> 
> これって、今のFedoraみたいな、いきなりお手軽GUIで立ち上がるヤツ
> じゃないもののことですよね?

  いやーこれも知識でいいんじゃないかと思います。もちろん terminal が使
えれば TS 的にはとても便利だと思いますけど、ホームディレクトリとかカレ
ントディレクトリとか環境変数とか locale とかユーザーと permission だけ
でも分かると違うかなと。


> あるいは、Fedora入れてCUIモードに降りれば同様のお勉強はできます?

  降りるっていうかターミナルエミュレータを立ち上げればたぶん bash が使
えると思うんで、それでいいと思います。Fedora 使ったことないんで、それが
何かは分からないですけど、KTerm かなんかかな?

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    ねこ丸