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[[TSfree]]
#contents
*基本事項
[[../参考になるリソース]] の方に Windows のプロンプト、OSX のターミナル環境の使いこなしの解説記事へのリンクを集めてあります。このページには実際のツールを列挙してあります。
コマンドライン環境は大きく分けて
:シェル|ユーザーからの入力を受け付け、また助けてくれるもの。いわゆるコマンドラインと呼ばれているもの。
:コマンド|実際にテキストファイルなどに対して仕事をしてくれるもの。
に分けられます。(たぶん。)
*シングルクォートの罠
コマンドラインツールの実行についての説明書きによくこんなものがあります。
perl -e 'print "Hello, World !¥n";'
これ、MS-DOS/Windows の標準のプロンプトでは実行できません。''MS-DOS/Windows 標準のシェルではシングルクォートで文字列を囲むことができないのです。''上の例で言うと
perl -e "print ¥"Hello, World !¥n¥";"
が正しい書き方になります。
稀に、ツールの方でこのシングルクォートの問題に対応している場合があります。jperl, jgawk, Active Perl などをお使いの場合はシングルクォートでも問題なく実行できると思いますが、あくまでこれらは例外だとお考えください。
稀に、ツールの方でこのシングルクォートの問題に独自に対応している場合があります。jperl 4.x, jgawk 2.x, gawk + mb 3.0.x などをお使いの場合はシングルクォートでも問題なく実行できると思いますが、あくまでこれらは例外だとお考えください。
*DOS/Windows
Windows のもともとの環境を崩さずに使いたい場合は Unix-like tools などコマンドだけを、操作の考え方が変わってもテキスト処理や自動化に強いらしい Unix 系の環境を使いたい場合は Cygwin などのワンセットのものを導入するとよいでしょう。
**command.com
MS-DOS, Windows95/98/me の「MS-DOSプロンプト」。標準では行内編集や履歴呼び出し、補完などの便利な機能がまったく使えない。(history などの外部コマンドはあったが。)
**cmd.exe
NT系Windows の「コマンドプロンプト」。行内編集や履歴呼び出し、補完などの機能は最初から入っている。((フルに活用するには TweakUI などで有効にしたり設定を変更したりする必要があるが、KI-Shellなどのようなサードパーティの常駐プログラムは不要。))
**[[KI-Shell>http://www.htosh.com/software/freesoft/kishell.html]]
History と双璧をなした歴史ある DOS プロンプト拡張ツール。Win9x のロングファイルネームにも対応している。ただし常駐ものなので Windows で使うとそれなりに重くなる。
**Unix-like tools
-Unix 風のコマンドライン用ツール一式。DOS プログラムだが Win9x 以上の環境では long file name に対応する。
-ls とか cp はありがたみがないが、head, tail や uniq, tr はあると重宝する。
-オリジナルはちゃんとしたメールアドレスの入力を要求する[[古式ゆかしい anonymous ftp>ftp://hayabusa.ics.nara-wu.ac.jp/pub/nide/dosutil]]
-[[アオチャン氏によるミラー>http://www.asahi-net.or.jp/~bi3t-aoym/nidetool.htm]] もある
-Vector にも [[UNIX-like tools>http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se010511.html]] は登録されているがいちばん古い
-NT系 Windows なら [[NT版UNIX-like tools>http://www.piedey.co.jp/softs/ntuxtl.html]] の方がオススメ。オリジナルは実行するたびに command.com を呼び出すので使いづらし遅い。
**[[◆◆道具屋◆◆ - wcsh>http://www.threeweb.ad.jp/~ishioka/wcsh/wcsh.shtml]]
基本的に NT 系 Windows 向けの shell およびコマンド群。shell は tcsh 風味。
**[[NYAOS>http://homepage2.nifty.com/hayamatta/nya/]]
**[[NYAOS>http://www.nyaos.org/index_ja.html]]
-Nihongo Yet Another OSes Shell. DOS, Windows, OS/2 で動作する tcsh ライクな shell
-履歴、行編集、補完、alias/関数、バッククォート対応など
-[[コマンドラインシェル>http://qwerty777.s57.xrea.com/winunix/shell.htm]]
--NYACUS(上記 NYAOS の WinNT系列用)の紹介
**[[GnuWin32>http://gnuwin32.sourceforge.net/]]
Win32 ネイティブの gnu tools. 個別に setup できるので一部のコマンドだけほしい場合に重宝。
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**[[Cygwin>http://www.cygwin.com/]]
-Cygnus Solutions → RedHat と渡った Windows 上の Linux エミュレーション環境。shell もコマンドも一式揃っていて、Windows 上のファイルをそのまま扱うことができる。インストールも setup.exe からどかどかと。(でかいので時間は掛かる。)ただしエミュレーションなのでそれなりに重い。
-Web 上の情報はこれがいちばん多いかも?
**[[Cooperative Linux>http://www.colinux.org/]]
-Windows のドライバモードで動く Linux カーネル。なので Windows 用のコマンドライン環境じゃなくて Linux そのもの。簡単に言うと cygwin と違って Windows の中に独立した Linux が動いている感じ。Windows 上のファイルをそのまま扱うことはできないがそれなりに速い。両刀使いやサーバ用途に嬉しい。
-[[coLinux のドキュメントを適当に日本語にするページ>http://ikebukuro.cool.ne.jp/vot/coLinux/coLinuxDocIndex.html]]
**[[Services for UNIX>http://www.microsoft.com/japan/windows/sfu/]]
Interix サブシステム上で動く Unix. 動作方式は違うがイメージは coLinux と同じと考えていいかな? 3.5 から microsoft よりフリーで提供。
*MacOS
**MacMiNT
-68mac で動く UNIX もどき環境。オリジナルがどれなのかイマイチ分からないが、下の Hoshi's のところは海外からもリンクが張られていたりして知名度が高い。
-[[Hoshi's New MacMiNT Page>http://www.sra.co.jp/people/hoshi/macmint/]]
-[[MacMiNT Home Page>http://www.grad.e.u-tokyo.ac.jp/~doyama/MacMiNT/]]