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スタッフ紹介
TSpythonへGO!

Pythonへの道

 前にどっかで書いたかもしれないけど・・・

 私がPythonにはまったのは、そんなに昔じゃないです。

 大学生時代にポケコンでBASICをいじりだしたのがプログラムの最初で、その次は廉価なMSX2で、やっぱりBASIC。

 で、しばらくMacのHyperCard(HyperTalk)で遊んだ後、DOS/Vに移行したあたりからハードウェアコントロールに興味を持ってAssemblerあたりをいじってました。

 Cは何度かやって挫折してましたが、K&R本でなんとか基本概念を押さえて、なんとなく書けるようになったのはこの頃だと思います。

 前後して、AWKやPascalなんかを使い出したのもこの頃。

 しかし、さらに欲を出してC++に挑戦するも何度も玉砕。

 ところが、なんかのきっかけでJavaを書いて、で、JavaからC++に戻ると、強制的にJavaでクラスに馴染まされたこともあって、結構簡単に理解できました(ちなみに、C++と同時期にPerlにも手を出していたのですが、玉砕。以降、未だ書けません。そーいやRubyにも手を出した覚えがありますが、あのころは説明ドキュメントがぜんぜん理解できなくて玉砕。こっちも未だ書けません)

 で、しばらくJava一色だったのですが、たしかDDJ日本語版(もう今は無いか)で、Javaのスクリプト言語としてJPython(現Jython)が紹介されていて、処理系を手に入れようとしたのだけど、その時期はInternet環境が不十分で手に入らず、しばらく捨て置かれました。

 ・・・今思い返して見ると、Pythonを改めて見直したきっかけは、多分図書館で借りてきた「オブジェクト指向言語」・・・だったかな、書名忘れちゃった・・・を借りて読んだこと。

 オブジェクト指向言語としてC++と双璧のSmalltalk(←コレが元祖だとも言えるけど、イロイロあるので控え目に)のコードを見て、「型が無い」言語の面白さを実感しました。

 んで、とりあえず身近にあるJavaScriptを書き出したのですが、classをfunctionで指定する気持ち悪さと、継承できない面倒くささがあいまって(Java→C++を使ってると、継承が無いのは耐えられない)他の言語を探してたところ、Pythonが目に付いた、ということです。

※この前後の記憶があいまいで、なぜPythonになったのかは、未だに謎です。

 最初のOREILLY刊の「Python入門」の分冊の最初を買って少し書いたものの、GUIについての説明が無く、しばらくtcl/tkで遊んだりとかなり寄り道しましたが、何度か書いてるうちにPythonに慣れてしまい、現在では頭の中のプロトタイピングは全てPythonになってしまっています。

 しかし、こうやって改めて書いてみると、なぜPythonになったのかは謎ですね・・・Python(ピュトーン)て、巫女に霊感を授ける神みたいな大蛇だったらしいので、もしかしたら電波かな?

Python関連で、今いじってるもの・・・

Squeak!

Python以外の関心事は、なんといってもSqueakです。現代によみがえったSmalltalk-80、なんてフレーズは全然似合いません。まさしく寄生型超OS! JavaがVM(仮想機械)なのに対し、Squeakは完全にOSです。でもって「子供の玩具」とバカにしていたeToyの凄まじいこと・・・PowerPointなんかよりよほど直感的にプレゼン用画面とか作れてしまいます。例によって、目を付けたのはかなり早い時期ですが、今頃になってはまっています。
不満は、コマンドシェルが無いこととPythonが動かないこと・・・Smalltalkerがシェルを軽んじるのは当然だけど、シェル利用が染み付いている身としてはやっぱ欲しいです。 (Workspaceだけではちと不満・・・)

[いやいや。そりゃ、Smalltalk-80 を見くびりすぎってもんですぜ...w --sumim]

[Squeak システム内で Python を使えさえすればいいのであれば OSProcess ってのがあります。追記:よく確かめたら、Win には未だ十分な対応をされていないようでした。機械さんは Win でしたよね。もしすでにお試しで、ノーティファイア(ピンクのウインドウ)の嵐に困惑しておられたら、ごめんなさい。--sumim]