この本はアマゾンでは買っても役立たないとコメントされていますが、そんなこともありません。 昔から、XML/SGML 関係の本はこんなもので、要するに国語の文法を解説してくれているような趣があります。 様々な最新の関連パッケージや技術を追いかけていこうと思ったらきりがないので、 このような、一見超基礎と思われる本も有用だと思います。 最新情報はネットには勝てないのが XML の現状だし。
で、「XML を表示する」の章に XML と CSS、XSL の使い方の例がちょこっと出ていますが、 これは馬鹿になりません。 それは「XML+XSLT実用スーパーサンプル集」などに比べ、ちゃちな感じは否めませんが、 これだけの情報でも結構遊べるのです。 Perl による DOM 利用の例もあるし (ちょっとしたことなら、モジュール使わず、直接自作スクリプトだけで操作したほうが早いが)。