全てのプログラマ(特にプロ/アマとわず「プログラマ」に誇りを持ってる人は必見) 学校の先生(特に、本気で学校教育を良くしようと思ってる人) 学校組織のスケープゴートにされがちな、オタク諸君
このWikiのPythonのページ(なぜ?)でも紹介してた、Paul Grahamの「あの」文が本になった! 痛快無比な口調で、彼一流の実践哲学ともいえるものをぶちまけるのだが、これがなんとも快感。 しかもチャチな批判文にとどまらず「どーすればいい?」といったところまでつっこんでるのが楽しい。 賛否両論さまざまあると思うけど、読み応えのある一冊。
また、第1章(0章からあるわけだけど)は、学校教育についてまたスゴいことを書いてくれた。 アメリカの教育現場と日本の教育現場という違いはあれど、ヲタがスケープゴートになるメカニズムなんかは、今の現場でも充分通用する(ヲタクズレ講師の私が保証する) まぁ、こんな現実に、向き合う教師って、どれだけいるんだろうなぁ、とは思うけど、真に子供たちの未来を思う先生がいたなら、ぜひ読んでほしい。 さらには、「自分はなんかまちがってるのか?」と誤解してるオタク少年少女な諸君には、目の前から鱗が落ちるような感動が待っている(と、思う、多分)
とりあえず、ホントに良い本なので、私は早速勤務高校に、図書館に入れるよう、申請してみようと思う。
なおネット上の文章にかなり手を入れてあるので、比較しても面白いと思う。