作者: Koichi Yamamoto
日時: 2003/12/7(14:15)
こんにちは、山本です。

"HFC01730@... (水羽信男)"さんは書きました:
> 水羽です。なかなかうまく進まないとは思うのですが、少し勉強してみたいと考えました。
> Tclについて、体系的に学ぶ、ごく初歩のテキストって、どれがよいのでしょうか。
> お時間のあるときにご教示いただければ、徐々にですが、がんぱってみようと思います。

そうですね、多言語対応など、比較的最近のTclの話題に触れた書籍では、
TStcltkにも参加していらっしゃる須栗歩人さんの本があります。

  詳解Tcl/Tk GUIプログラミング
  株式会社 秀和システム 3,200円+税
  ISBN4-7980-0019-1

この本はサンプルスクリプトが豊富で、Tclのことがよく分からなくても
何とか使いものになるスクリプトを書けるのではないかと思います。

WWWでしたら、やはりTStcltkに参加していらっしゃるうらのさんの
サイト↓が役立つと思います:

    http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4137/index.html

また、↓のサイトにはTclの文法説明が載っていて解りやすいと
思います。下はTStcltkにいらっしゃる今井さんのサイトですね。

  http://www.sra.co.jp/people/haga/tcltk/index.html
  http://www.interq.or.jp/japan/s-imai/tcltk/index.html


> なお僕は100パーセント文系の人間ですが、awk & sed までは、いろいろ読んで、ごく
> 簡単なスクリプトなら書けるし、読める状況です。

Tclという言語は、他の人気のある言語と比較すると
コマンドを一つ一つ実行していくという点で大きな違いがあります。
ですから、UNIXのシェルプログラミングやDOSのバッチファイルを作るような
感覚で理解すると、比較的解りやすくなるかもしれません。

Tclを使いこなせるようになるには相当の慣れが必要だと思いますので、
気長に触ってみたらいかがでしょうか。
# 私もTclを本格的に使えるようになるまで3年以上かかりました。
# 後から使い始めたPerlの方が容易に習得できましたし。(^^;

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Koichi Yamamoto, 
http://homepage3.nifty.com/yamakox/