ようやっと読めました。
※今月号、内容的には買ってもよかったのだけど、逆にハマりすぎて
時間取られそうだなぁ……どーすっか。
> SoftewareDesignの今月号から始まった連載
>「Konoha物語 Episode 1 新しいコンピュータ言語をつくる!」に
> 著者が私立大学で非常勤講師をしたときにPythonを使ってプログラミング入門の
> 講義をしたが
> 「Pythonに限界を感じて」、新しい言語(Konoha)を作り始めるに至った
> お話があります。
章見出しがそう書いてあるだけで、別に「限界」でもなんでもないような。
本人はずっとPythonを使ってる人なんで、Pythonを使ってプログラミングの
講義をしてたけど「プログラマ作れ」という要請から、「Pythonでは無理かも」
と考えた、って話ですよねぇ。
私も、「プロの」プログラマを養成する「私立」大学の授業なら、Pythonは
いかがなものかと思います。
一つ目に「プロの」ということは、就職をにらんでいるということで、私も
友人からプログラマとして働かないかと聞かれた時「Cが出来れば十分」と言われ
ましたし、Cや、昨今ではJavaが必須でしょう。
これが「情報科学」とか、アカデミックなモノ、つまり「自分で作ったプログ
ラムを自分で使う」ならPythonでもRubyでも十分でしょう(事実、ウチの母校
ではバリバリのPythonistaが授業やってるみたいだし)
しかし、特に組み込み分野に興味を持たれているようなKonohaの作者さんには、
わりと恵まれた環境で動くことを想定されて作られたPythonでは、不安を覚えた
のは当然でしょう。
※Javaはもともと、Webプログラムより前に、組み込み用のプログラム環境が出発点
でしたしね……今は既に忘れ去れれてますし、Javaという名前の前の話ですから。
ああ、でもJiniリングとかあったっけ?
※Pascalは……ああ、Pascalって開発用語として認識されてないんだ……(泣)
ついでに言えば、今私立高校で情報とか教えてますが、検定とか検定とか検定とか
……ううう、縛りが多くてつまんねーよ(泣)
プログラマと一言で言っても、いろんな環境のいろんなプログラムがあることなど、
一般の人には理解しづらいでしょうしねぇ(TSNETの人々には当然なんだけど)
二つ目ですが、要するに生徒から不満が出るのですな。
世の中、JavaだのC++だのが基本だ、という風潮に洗脳されてると、Pythonとかいう
アヤしい(ずいぶん知名度が上がったけど、まだまだ一般的にはマイナー)言語で
ナニがわかるか、と。
文法の違いについても書かれていましたが、私はそれほど問題だとは思いません。
ただ、リソースをどう使うかをPythonで覚えるのは至難の業だと思います。
だから、組み込み用のスクリプティング言語ってのは妥当でしょうね。
/機械伯爵/