作者: 機械伯爵
日時: 2002/4/6(01:05)
 機械です。

 オブジェクトをどう捉えるか、言語によって思想の異なるとこであり、
一番面白いトコでもあります。

※この、スタイルの違いを、ついうっかり「〜は優秀」というと、たいがい
 喧嘩になる・・・(汗)

>  Rubyでメソッド追加できるのは便利なのですけど、
> それがオブジェクト指向の必要要件ではないとおもいます。

 本来、全てオブジェクトベースなら、出来ない=モジュールをクラスで
作らないと手続き(関数)が作れない、という、非常に不便な状況が生まれ
ます。

※この茨の道を行くのがJava・・・

>  ふつうの強い型のあるクラス指向の言語(C++/Javaなど)であれば、
> なにか追加したいときには継承して追加しますよね。実際上は
> それでも充分だと思いますがどうでしょう。

 静的な言語は、一度決まってしまった型は変更できないはずです。

 だから、したくてもできない、というわけですよね。

※Pythonは動的な言語のはずなのに、変更できないのは変だけど・・・

※確かObjective-Cは動的な言語のはずだけど・・・本を見ても、とんと
 理解できない・・・
 
 どちらかというと、構造化→抽象データ型の方向で推し進めたのが、
C++やPythonの雰囲気なので、本格的にオブジェクト指向パラダイム
にあわせるには、独自にクラスライブラリを作るしかないでしょうね。

 まぁ、1からライブラリを作る楽しみが、あるといえばありますが(汗)

   機械伯爵