ども、機械です。
最近、こっちに書く記事が無いと嘆いていたんですが、
無いとゆーよりは私が積極的に探してなかっただけだと
わかりました。
Mozilla が Python に急接近しています。
・・・つーてもなんのことだか判らん方も多いと思う
ので(いや、例によって一発で判る方もずいぶんいると
思うのですが)最初からお話します。
Win ユーザの方は、HTA というのをご存知ですか?
どんなものか知りたければ、Web ページの拡張子を.hta
にして起動してみればわかります。
アイコン登録されていないのですが、ちゃんと IE が
立ち上がって、ページを表示してくれます。
ただし、ナビゲートバーなどのおなじみの IE のメニ
ューはなく、まるでスタンドアローンのアプリケーショ
ンのような外見になる筈です。
これ、実は外見だけでなく、IE のコンポーネントを利
用しながら、ブラウザゆえの制限(ローカルファイルへ
のアクセスなど)を取り払った、一種のアプリケーショ
ンなのです。
で、Mozilla はそもそもそういうアプリの開発環境で
もある、と聞いていたのですが、私の知る頃は API を
C++ とかで叩かなければならないようなイメージがあっ
て、HTA のようには簡単にいかず、半ば手を出すのをあ
きらめていました。
ところが、この Mozilla に XUL(XML User Interface
Language) が導入されたあたりから、スクリプト言語の
出番ということになったらしいのです。
※XUL(ズール、と発音するらしい) のことを知ったのが
つい最近、とゆーお粗末さ。
XUL とゆーのは、要するに Mozilla を Tk のようなク
ロスプラットフォーム GUI にしてしまうための XML ア
プリケーションだと思ってください。
で、XUL を Python で呼び出したり、XUL から Python
スクリプトを呼び出したり、あるいは XUL に Python ス
クリプトを埋めん込んだりできるそーです。
現在、どこまで話が進んでいるか確認中ですが、長年
共通の GUI 環境に不自由してきた Python としては、本
格的なクロスプラットフォーム GUI 環境が手に入ること
になるわけですから、これは嬉しい話です。
また、色々判り次第、続報を挙げます。
・・・というかこの話、ずいぶん前から進んでたらし
いんだよね(少なくとも 2004.2 には本格化)
/機械伯爵/ぷち復活宣言気味/
蛇足:タイトルの意味・・・
Python (大蛇)に Mozilla (怪獣)だから、Beast
(魔獣)のように・・・