作者: 機械伯爵
日時: 2002/3/18(12:09)
 ども、機械です。

> Cのプログラムで多段のブロックを使っているソースを読むと、
<中略...多段のブロックの図>
> みたいな部分に遭遇することがあります。
> 「あのbreakは何をbreak?」みたいな(^^;

 そのまま書くと、Pythonでも多分間違えます(汗)
 ただ、フツーは関数オブジェクトをクロージャとか
イテレータみたいにつかえば、多段ブロックはかなり解消される
はずです。

※クロージャとかイテレータの定義にいまいち自信がないので、
 ちとあやしい説明ですが・・・
 
> また、「=」が演算子として使えなくて結構痛いと思うこともありますが、
> これは「==」の記述ミスを避けるためと説明されています。

 C言語系は式単位ですが、Pythonは文単位ですからね。
 式単位だと、かっこいい書き方ができますけど、文単位だとどう
しても泥臭くなるのかもしれません。
 ま、その分、見た目ですぐわかる、というのを選んだわけですね。

> あと、条件式に「10 <= x < 20」みたいな書き方ができるあたり
> 学校の先生に好かれそうな感じがしますね(^^)。

 ハード屋さんには嫌われそうですが(笑)

> 関数定義の()が省略できないのもこういう数学的?理由だったりして(^^;

 呼び出しはともかく、定義については(前発言でも書きましたが)未だに
謎です。

 多分「無難なCのスタイルを採用した」というところが実際でしょう。

 あらゆる手をつくして、「分かりやすさ」「学びやすさ」を追求したのは
正解だと思います。

 それにしても・・・日本人がPythonの本をぜんぜん書かないのは
なぜだろう?(翻訳ばっかり・・・)

   機械伯爵