作者: KIMURA Koichi
日時: 2008/5/16(23:09)
Bruce.です。

今年の各セッションも基本的にはネット配信されるらしい(ただし解像度は制限
される?)です。

最近藤岡さんがお気に入りのMooseに関するセッションも二つありました。
資料をごらんになると得られる知見があるのではないでしょうか。

二日目の
Michael Schwern の 「You're Doing OO Wrong」
Yuval Kogmanの Moose
がそれです。

あと、「みんな5.10使おうよ」だそうです :-)
2006, 2007, 2008 とTokyoで開催されたので、2009はKyotoでどうだろうか
という話があるようです。
#いっそ松江でw

最後の一つ前のセッションの Michael Schwernによる「Perl Is unDead」は
ある意味昨年のRubyKaigiでのDave Thomasのキーノートに対するものかなという
気がします。

Daveは、「Ruby(とそのコミュニティ)はもはや孤島ではない、そうではいられない」
新しい人たちを温かく迎えようではないか
といった感じの主張をしていましたが、Michaelはもっと積極的にほかの言語
(に限りませんが)のコミュニティに関わっていこう、イベントにも参加して
Perlコミュニティの存在を知らせて、「Perlはまだ死んではいないのだ」
ということを伝えようといったことを話していました。
#Web 1.0の時代には became Empire となったがWeb2.0になって…とか

CPANは確かに「Perl」のモジュールはたくさんあるがそれでいいのだろうか?
ある人がモジュールを作ったときにそれを置く場所が sourceforge であっては
いけない理由は?

・Perl can't go alone anymore
・Perlだけが「プレイヤー」であった時代は終わってしまった

PHPでできるような「気軽なプログラミング」(Fork Programming)が今の
Perlではできなくなっている(モジュール一つ入れるのも大変。PHPなら
同じディレクトリに放り込むだけで基本OK)。

機会があったら、是非まつもとさんに観て(聴いて)いただきたいです。

-- 
木村浩一/KIMURA Koichi
 I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes or
shoud I?
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