進級の危うい生徒に「ちっとは日々の行動(服装とか)を自制してくれ」と泣
いて頼んで回る機械です。
> > どーも、プログラムの話を始めると、「最終目的を達成するためのコーディン
> > グ」と、「再利用や大規模開発、ソースのメンテナンスなどを含めたデザイン」
> > の話がごちゃごちゃになって、焦点がズレることがあるので、いっそ、前者を
> > 「プログラム・コーディング」後者を「プログラム・デザイニング」と分けて言
> > うってのどうよ? という提案。
>
> 確かに大規模な開発をする場合とちょこっと書く場合では方法論が変わってき
> ておかしくはないでしょうね。
まぁ、それもあるんですが、例えば数行の短いコードでも、使い捨てのワンラ
イナにした方が便利な場合もあれば、コードを再利用する点から読みやすく書い
ておくという場合もあるだろう、ってな感じの話です。
コードの書き方を論じる場合には、大まかにわけて以下のような場合が考えら
れると思います。
・とにかくタイプ量を減らしたい(ワンライナの独擅場)
・全体を見渡したい
・コードのアルゴリズムの細部を確認した
・プログラムのパフォーマンスを上げたい
・デバッグしやすくしたい(参照透過性なども含め)
・再利用/カスタマイズしやすくしたい
この他、「あるパラダイムに則ってコーディングしたい」というのも考えまし
たが、結局それは何か他に目的(たとえば再利用やコードの見通し)があって、
のことだと思いますので省きました。
ともかく、それぞれの論じている論点がズレて、それを説明しなおすと、突っ
込んだ人がムキになって反論する、という展開が各所で見られるので、そういう
不毛なことにならないように、せめて「デザイン」なのか「コーディング」なの
か、というポイントをはっきりさせよう、と考えたわけです。
> 特に一人じゃなくて、グループで開発する場合にはいろいろと難しい面が出て
> きそうですね。
で、上司がえいやぁ、と「PHPの関数使用禁止」とか言うと、部下なプログラ
マな方々は、涙を飲んで耐えるしかない、と。
※……どこの引用だっけ? -> 「PHPの関数使用禁止」
> しかし、それは言語で変わるものなのだろうかとは思います。
はい、そう思います。
ただ、少なくとも、両方をごっちゃにして話すとまず平行線をたどる、と思い
ます。
価値観と論点は別なのに、論点(何について話しているか)が、価値観(プロ
グラミングにとって何が重要か)の話にシフトしてしまうと、まず収拾がつかな
いと思います。
……価値観一点張りの人の中には、論点を「意味なし」と退ける人もいるから、
たち悪いのだけど(泣)
/機械伯爵/ああ、早く3,4月は終わってくれぇ!/