作者: 藤岡和夫
日時: 2007/1/01(15:17)
On Mon, 01 Jan 2007 13:05:49 +0900
"T.Watanabe" <wtnabe@...> さんwrote:

>   わぁ。
>   TSNET なのにいきなり RDBMS ですか(^^;  いえ気持ちはよーく分かりますが。
> 
> # PostgreSQL も正式に Windows 対応したので選択肢広がってますしね
> 
>   強引ですが RDBMS をテキストに結びつけて、以下の記事は考え方としてかな
> りオススメです。
> 
> データベースの進化的設計http://www.objectclub.jp/community/XP-
> jp/xp_relate/evodb-jp
> 
>   自分も分かるところだけ読み飛ばしているのですが、要は DB は巨大なバイナ
> リファイルですので、履歴管理、差分管理しにくくなります。まぁ中のデータを
> 丸ごと履歴管理するのは無駄ですのでそれは置いておく(管理したいデータがあ
> るならそういう設計にするべき、つかまぁログあるし)として、DB のツクリが
> どうなっているのかをテキストで置いておきなさい、そしてそのテキストを管理
> しなさいという話です。(だと思ってます。)
> 
>   具体的にはデータベースを作成したりテーブルを作成したりするスクリプトを
> ファイルにしてそれを CVS や Subversion などに突っ込む、という意味です
> ね。自分はできてないですけど…。あんまり SQL は真面目にやってないし。
> 
>   これはなるほどなぁと思いました。

 興味深いサイトをご紹介いただきありがとうございます。進化的設計なんてかっ
こいいですね^^)v 勉強します。

 RDBというのは原理的なものが発表されたのは1970年ですかね。すでに歴史的
なものですけど、だいぶ以前からMySQLがWindows上でも使えるようになって、ずーっ
と興味は持っていたのですが、使うには至らなかった。

 パーソナルなレベルではそれほど必要性を感じなかったからですが、RSSや
Atomを使うようになって、特にAtomで、日記の全体をXMLに盛り込むことが実現
できました。もちろん、RSS 2.0などもあったほうがよいのですが。要はテキス
トをある程度定型的なデータベースと見なすことができ、しかも、出力をHTMLと
して取り出せば、画像などのコンテンツを表示させることも簡単にできる環境が
整った。これまでは、HTMLをPerlでGREPして、各要素をAtomのフォーマットで
XMLに取り出したり、AtomをGREPして、HTMLに加工して取り出すようなことをやっ
てきたわけです。

 最近ではAtomからその一部をTimeline用のデータとして同様な手法で取り出す
ことをやっているわけですが、その度にテキストをすべてスキャンするのも無駄
である。データの量も増え、用途も増やしたいこともあるので、取り出し方をク
エリで一般化して柔軟にやりたいというニーズが生まれつつあります。

 それで、データはHTMLで生成するが、Atomなどに変換すると同時にRDBに格納
して、データ利用に役立てようということを考えているのです。

 LaCoocanで、MySQLが使えるようになったので、いまよりはいろいろと何かで
きそうな気がしています。

藤岡 和夫
kazuf@...
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