Bruce.です。
Bruce. writes:
> 1992年だか1993年あたりのC マガジンで「フィルタ系言語」なるものの
> 特集記事があり(当時はスクリプティング(スクリプト)言語とか
> Lightweight Languageという単語はありませんでした)、そこで
> 1.0以前のPythonが取り上げられていた記憶があります。
1991年9月号でした。awk、perlとともに同様の処理を行うプログラムを
以って説明がされています。バージョンについては明記されていませんでした。
が、import regexp してますね(ついでに import stringとか。この辺に
時代を感じさせるものが)。
紹介文をちょっと紹介すると
pythonは最近発表された言語で、perlやawkに比べ、ずっと普通のプログラム
言語に近い。というよりプログラム言語の専門家が文字列処理用の言語を作る
とこうなるだろうなと思わせる言語である。
pythonをperlやawkと比べた場合の特徴は、リストをデータ型として持ってい
ることである。リストはLISPのリストのことで、簡単に言えば任意のデータを
任意個数並べて、両端を[ ] でくくったものである。リストの中にさらにリス
トを入れることもできるので、リストさえあれば理屈としてはどんな複雑な
データでも扱うことができる。
perlやawkのように文字列とその配列しか扱えない言語と比べるとこれだけ
でも記述力の点で大きく上回る。
(以下略)
で、
・クラスを定義する機能を持っている。正規表現を使ったパターンマッチや、
awk、perlでは常識的に用意されている多彩な文字列処理はクラスを使って
標準関数の外で定義されている。
というのもあるのでクラス定義(≒オブジェクト指向をサポートする機能)は
最初期からあったと考えてよいのでは?
こういう言語の歴史を紐解くのって大好きなんですが、History of Python
とか誰かまとめてないんですかねえ? 切にキボンヌ。
いじょ。
#*能力*と時間があったらHistory of LL とか書いてみたいとか思ったり
#思わなかったり