作者: 機械伯爵
日時: 2006/4/8(22:15)
 機械す。

 オリジナルのブログ読んだんですが・・・

> > ちゃんとHaskellも入っているが、Lispも抜いていない。
> > Haskellが入っているのだから、インデント主義のPythonは抜いてしまった。
> > あとPythonの(隠れた)主張、"There's only one way to do it. Our way."
> > ((c)Larry Wall)は、多言語を学ぼうとする時にははっきりいって邪魔である。

 なんでGvRじゃなくPerlのLarry Wallなのかがよくわかんないけど、最後の"Our way"ってのはいただけませんな。

 Python陣営は隠れた主張なんかしません(ていうか、声高に宣言してる主張だけで、うるさくってうるさくって(笑))

 それにPythonでは「一つのことは一つの方法で」ってのは目指してる(崩れてるけど)けど、「Pythonだけ」とゆー主張はいっさいしてません(なんせノリ言語だもんだから、他言語が無いと、そもそも存在できません)

 インデント主義が嫌いでPythonが嫌い(だから、使う人が増えて欲しく無い)なら、素直にそう言えばいいのに(それはアリでしょう)アヤしげな害悪論(主張を引用するなら、せめて正統なモノを引いて欲しい)を持ち出して、好き嫌いを正統化してほしくないな、と思うです。

 そもそも、あれだけクセのあるBASICから、さらにクセのあるCとかに移動した人が大勢いるのに、Pythonにいかほどの負の転移があるのやら(;の打ち忘れ?)

 それにRubyを入れるなら、Smalltalkが入ってないのはなぜ?

 Rubyを入れるのには文句はありませんが、Rubyの美しさ…………というか思想を知るなら、Smalltalkは必須でしょう。

 なのになぜC? C++? 果てはC#?(あとDだっけ?)

※C#を書くなら、CはMS-C、C++はMS VisualC++と正確に書けば?

 私はHaskellは書けないし、LispだってSchemeがウロ覚え程度だから、そこんとこの話は知りませんが。

 まぁ、私はそもそも「まずはPythonから始めよう」な人ですから、Pythonひいきになるのは当然です。

 そしてPythonを勧める理由は、「実際に動くプログラムを自分で考えてコードする」前にプログラミングをあきらめてしまう人を逃がしたく無いからです。

 「最後まで辛くとも頑張り通し、理解しようとする人」ような勤勉で優秀な方なんか、私は考えてません(私自体グータラですし)。

 ま、主張したいならお好きにどうぞ、と言いたいです。

 でも、議論する価値、ありますでしょうかね、あの文に。

 /機械伯爵/