>刺激を受けた技術本5冊
例えば Programing Perl とかは自分でも意外に思うほど手垢で汚れ
てるけど、辞書と同じで刺激を受けたとまでは感じないんだよね。
Effective Perl なんかもおもしろいけど、刺激(感銘)を受けたか
というとちょっと違うような。出版社・出版年は省略。
□ MS-DOS ファイル整理学/ピート・メテヴェーレス
かなり古い。学校の先生に言われてパソコン関係でいちばん最初に
買った本で(親に買ってもらったような)、バッチファイルの書き方
&テクニック集。これを読みながらバッチファイルで自分の環境を作
るうちに、環境に対する愛着が沸いて、そこからパソコンを好きにな
った。
□ Cプリプロセッサ・パワー/林晴彦
これもかなり古く、しかも評判が悪い。プリプロセッサに関する入門
的な知識だけでここまでできる、気持ちは分かるがそれはやりすぎだ
ろう、みたいな内容。でもところどころエッセンス的にうなづけるモ
ノはある。手段(プリプロセッサ)が間違ってるだけで、コーディン
グミスを減らしたい、可読性を上げたい、といった狙いの部分はぜん
ぜん悪くない。
□ コード・コンプリート/?
ネットで調べると第二版が出てるらしいが、僕が読んだのは初版では
ないかと思う。学生の頃、図書館で借りて読んだ。良いコーディング
スタイルとはどういうものかを説明。具体的にこの本のどこに何が書
かれていたのかは覚えてないが、それはすでに自分の血肉になってい
ると思う(忘れてる部分もあるだろうけど)。例えば変数名は音読で
きるようにするといった事はこの本にすでに書いてあったはずで驚く
に値しない。
□ sed & awk プログラミング/Dale Dougherty
就職してからは会社の仕事でしかパソコンが触れないので、図書館で
この本を見ながら机上でプログラミングしてました。なぜか sed に
凝ってましたね。検索・置換と僅かな変数みたいなものだけでここま
でできるんだ、と自分で感動してました(動作確認してないので、実
際はバグとか文法エラーで動かなったと思う)。パソコンを買ってか
らはすぐ perl(& FGALTS/MES7,9)にいっちゃったので、今でも動く
sed スクリプトは書けませんが、スクリプティング言語が好きなのは
この本のおかげでしょう。
□ SE のための図解技術/開米瑞浩
この本の中身の文章とか説明の仕方は、浅いし繰り返しがあるし字面
が白いし索引はないしでそれほど好きではないけど、でも役に立って
いる。ディシジョンテーブルですら僕は学校でも会社でも習ってない
し、知ってる人はたぶん意識せずに書いていて改めて僕に教えてくれ
ることもないので、この本を読まなければ僕は「考えるための図解の
技法」のようなものをずっと知らずにいた思う。この本とは関係ない
けど、図解つながりでマインドマップなんかもおもしろいです。
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