作者: davi
日時: 2005/9/29(02:18)
みなさん  <  こん??は でび@座り続けて尻に床ずれが…痛いっす です

> 刺激を受けた技術本5冊

「さいしょの一歩」で影響を受けたものを挙げてみます。

紙媒体でなくても良いんですよね?

『バッチファイル24時間ガイド』
藤田英時著 ナツメ社 1991/09

これで、ちょっと複雑なBATを書いて、Paci@清水洋平さんの
BATCH FILE Compiler でCOM化すると、いっぱしのプログラマ
気分を味わえたりして嬉しかった。

『MS-DOSテキストデータ料理学―sed,awkのあるUNIX流パソコン環境』
SE編集部編 翔泳社 1992/03

「なぜ」フィルタツールが良いのかをキチンと書き示して
いたという点で、他書と違う良さがあったと思う。
軽い語り口で取っつきやすかったし。

『哲学者クロサキのMS-DOSは思考の道具だ』
黒崎政男著 アスキー 1993/02

ディレクトリという発想が、分割と抽象化を旨とした西洋哲学
と繋がっているんだなぁ…というような予感をさせてくれた。
これで、どうせメリケンの作ったMS-DOSは西洋哲学の常道に
従って、こんな風に動いているハズ…と、予想できるように
なったような気がする。

スキゾ、パラノのニューアカ現代思想ブームのほぼ終息しつつ
あった当時、難解な用語を振り回してカッコつけ(て、女の子
にモテようとす)るためのテツガクとは全く違う世界を示した
点で、黒崎氏はエライと思う。

 # 心当たりがある人は手を挙げなさい :-p

『SED教室』
最大公約数@仙石浩明著 電子データ。
元々はniftyの連載だったと思う。

『ygrep と遊ぼう(前半?)』
wolf著 電子データ。niftyの連載。PDS。

この二つは、最近出た『正規表現ハンドブック』のような
便利本がなかった当時、ホントに貴重な情報源だったと思います。
この二つのオンラインデータがなかったら、今の私は存在しません。

こんな感じ。

次点で、ASCIIの『MS-DOS Software Tools Vol.1〜3』とか。

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「刺激を受けた」というと、

『[行動計量学シリーズ]真贋の科学―計量文献学入門』
村上征勝著 朝倉書店 1994/09

は、現在、技術屋さんをやっている方にも面白いかも。

村上先生は最近、文春新書『シェークスピアは誰ですか?―計量
文献学の世界』っていうのを出されました。
新書ですので入手しやすいと思います。

秋の夜長にいかがでしょう? > おる

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